日本郵船、商船三井など海運株の下げ目立つ、業種別で値下がり率トップに◇
日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>など海運株が軒並み安となっており、10時50分現在、業種別騰落率で33業種中で値下がり率トップとなっている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は、ここ戻り歩調にあるが、最近は同指数と海運セクターの株価連動性が失われた状態となっている。米中貿易摩擦問題の影響で中国景気減速懸念が強まっており、この場合物流ニーズも滞ることから海運株にはマイナスの思惑として働いている。足もと外国為替市場で1ドル=112円30銭近辺と円高方向に振れていることも、ドル建て決済の海運各社にはネガティブ材料となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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