精養軒、今期経常を34％上方修正

　精養軒 <9734> [ＪＱ] が12月7日大引け後(15:00)に決算を発表。19年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常損益(非連結)は7500万円の黒字(前年同期は5300万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8800万円→1億1800万円(前期は1100万円)に34.1％上方修正し、増益率が8.0倍→11倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の経常損益も従来予想の500万円の赤字→2500万円の黒字(前年同期は2000万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、25.0％増益計算になる。

　同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の経常損益は1800万円の赤字(前年同期は4400万円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-6.2％→-2.7％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期個別業績予想につきましては、売上、利益とも今夏の猛暑等により一時低迷するも、営業活動の強化、及び業務の効率化を推進し改善したことをうけ、営業利益100百万円及び経常利益118百万円、当期純利益82百万円とそれぞれ修正致します。　※尚、業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。