日産自は一時6.5%安と急落後下げ渋る、3社連合の行方には不透明感も
日産自動車<7201.T>は朝方、大量の売り物を集めウリ気配を切り下げた後、午前9時9分に前日比6.5%安の941円で寄り付いた。一時940円まで売られる場面があったが、売り一巡後は下げ渋り960円台まで値を戻している。東京地検特捜部が19日、同社会長のカルロス・ゴーン氏を金融商品取引法違反の容疑で逮捕したことを嫌気する売りが膨らんでいる。ただ、市場関係者からは「直接的な業績への影響はないだけに、ゴーン会長逮捕のショックで売られた株価は戻るのではないか」(ファンドマネジャー)との見方が出ている。もっとも、「フランス・ルノーと三菱自動車<7211.T>を含めた3社連合の行方には不透明感が出てくる」(同)とも見られており、同社の今後の新たな経営体制に関心は向かっている。
出所:minkabuPRESS
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