11日の中国本土市場概況:ハンセン5.2%安で3日ぶり急反落、ハイテク関連など急落

2018/10/11 16:54
11日の中国本土市場は大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比142.38ポイント(5.22%)安の2583.46ポイントと3日ぶりに反落した。2015年の人民元切り下げショック後安値(16年1月27日の2638ポイント)を割り込み、14年11月以来、約4年ぶりの安値水準に落ち込んでいる。上海A株指数も下落し、149.13ポイント(5.22%)安の2705.45ポイントで取引を終えた。

米中関係の悪化を警戒し、投資家のセンチメントが一段と冷え込む展開。米司法省は10日、産業スパイの疑いがあるとして、国家安全部(中国の情報機関)の高官を訴追したと公表している。また、米財務省高官は8日、最近の人民元安を懸念していることを明らかにした。米財務省は来週発表する半期に一度の「為替報告書」で、中国を「為替操作国」に認定する可能性が指摘されている。人民元相場に関しては、中国人民銀行(中央銀行)が朝方、人民元レートの対米ドル基準値を8営業日連続で元安(=ドル高)方向に設定した。

指数構成銘柄はほぼ全面安。なかでもハイテク関連の下げが目立つ。システム開発の用友網絡(600588/SH)や光ファイバー・ケーブルメーカーの長飛光繊光纜(601869/SH)などがストップ安で引けた。資源・素材株、不動産株、消費関連株も安い。政策期待で10日に買われた鉄道インフラ関連株も下落した。

外貨建てB株の相場も値下がり。上海B株指数が13.93ポイント(4.89%)安の271.15ポイント、深センB株指数が38.37ポイント(4.06%)安の905.74ポイントで終了した。

【亜州IR】


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配信元: フィスコ
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