成長領域にフォーカスした事業構成。車の高機能化やスマホの拡大から恩恵(6787)

投稿:2018/10/05 08:20

ドル円の上昇も今期業績をサポート。上方修正期待が高まりやすい

電子回路基板等の設計、製造販売、付随業務の電子関連事業を展開しています。1975年に現代表取締役社長の名屋氏が創業、2000年にジャスダック市場に上場し、現在も東証ジャスダック市場。連結売上高は1,085億円(2018年3月期)で、中国やベトナムの工場を合わせ、国内外の関連企業は10社。

製品別売上としては、自動車車載向け、スマートフォン向けが8割程度。両業界とも、今後の成長領域であるうえ、両業界向け営業利益が安定成長しており、売上・一株利益ともに成長が期待できる事業構成となっています。

同社は、成長領域である車載とスマートフォン向けに経営資源を投入。
車載向けにおいては、電気自動車(EV)・ハイブリッド車向けと、自動運転向けに、プリント配線板の需要が大きく伸びると想定。自動車一台あたりのセンシング複数搭載によるADASセンサー台数が伸びるうえ、欧州・中国・インドをはじめとする世界市場のEV車シフトにより、電動・電装化が進展。ADASカメラ・ミリ波レーダー、コンバータ、ブレーキ、ステアリング、通信モジュール、ジャンクションボックス、ヘッドライトなど、高度なプリント配線板技術への需要が高まります。
またスマホ向けには、通信モジュールのほか、メインボード、ケーブル、基地局、クラウドサーバーなどで同技術が求められ、需要が拡大します。

2017年、2018年ともベトナム第3工場や国内(山形・石巻)工場をはじめとして積極的な海外投資を計画しており、好環境における先を見据えた計画投資が行われています。

業績面において、2019年3月期(通期)の業績計画は、売上が対前期比+8.7%の1,180億円、営業利益が同+9.9%の82億円、純利益が同+37.3%の60億円。会社のドル円為替想定は106円(前期実績は110.66円)ですが、為替市場はドルの上昇に伴い、1ドル114円付近で推移しており、業績の上方修正期待も高まりやすい状況にあります。2018年3月期の第2四半期決算発表は11月9日予定。

米国ハイテク株は高成長を織り込み小幅調整という見方もあり、今年に入って半導体指数(SOX)はボックス圏で推移していますが、一方、同社業績は拡大しており、来期の予想PERは11倍程度と足元の株価上昇による過熱感は感じられません。
また、ダイナミックに市場環境が変化する現在、創業社長がリーダーシップを発揮し先を見据えた経営を行う同社は、的確な集中と選択、事業展開が可能であると期待しています。
志村 暢彦
日本投資機構株式会社
配信元: 達人の予想

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