ニトリＨＤが７日ぶり急反落、中間決算堅調も中国への出店抑制など警戒

　ニトリホールディングス<9843.T>が７日ぶりに急反落。株価は一時、前日に比べ７．１％安に売られた。同社は２６日の取引終了後、第２四半期（２～８月）の決算発表を行い、同期の連結営業利益は前年同期比１６％増の５５８億９０００万円となり、会社計画（５２９億円）を上回った。中間決算の業績に関しては前向きに評価する見方が出ている。しかし、１９年２月通期の業績予想は据え置かれたほか、中国の今期店舗数は従来計画の４４店が３８店に抑制される見通しとなったことを懸念する見方が出ていた。人材育成や商品開発などの遅れが響く見通しだが、中国市場開拓の遅れは同社の将来的な成長にマイナスに働くことなどが警戒されている。

出所：minkabuPRESS