米国株見通し：来年の利上げ見通しに注目

S&P500先物　 　 　 　2927.50（+ 6.25）　（18:05現在）
ナスダック100先物　　7623.25（+28.00）　（18:05現在）

　18時05分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は前日比40ドル高程度で推移している。欧州株式市場は小幅高安まちまち。時間外取引のNY原油先物は前日比ほぼ横ばいで推移。こうした流れを受け、26日の米株式市場は買い優勢気味に始まりそうだ。

　本日は米連邦公開市場委員会（FOMC）の声明発表、パウエル連邦準備制度理事会（FRB）議長の会見が注目される。0.25ポイントの利上げが確実視されており、12月の利上げの可能性と来年の利上げ見通しが焦点となる。なかでも、来年の利上げ見通しが従来通りであれば、株式市場は好感。しかし、市場予想を上回る（タカ派的になる）場合は、株式市場に利上げペース加速の警戒感が広がることになろう。NY原油先物は、米国内の原油在庫の減少予想や根強い供給懸念からいったん買いになる可能性がある。

＜KK＞