東京為替:ドル・円は底堅い、クロス円は下げ渋り

配信元:フィスコ
投稿:2018/09/24 12:07
21日午前の東京外為市場でドル・円は底堅い。前週末にポンド・円などクロス円に連れ安したが、週明けは薄商いのなかやや買い戻されている。

東京や上海などアジアの主要市場が休場で取引が薄いなか、ドル・円は前週末NY終値付近で推移。欧米株式先物がマイナス圏で推移し円買いに振れやすいが、ドルは押し目買いが入ったもよう。

香港ハンセン指数の大幅安や欧米株安観測を背景に、午後も円買い基調となる可能性はあろう。ただ、米中貿易摩擦やブレグジット問題でドル需要も増しており、引き続きドル売りは弱まりそうだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円42銭から112円63銭、ユーロ・円は132円05銭から132円30銭、ユーロ・ドルは1.1737ドルから1.1753ドルで推移した。

<MK>
配信元: フィスコ