減少は一服も回復傾向は示さず ドル円は112円台前半で変わらず=NY為替チェック

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/09/20 23:32
 日本時間23時に発表になった8月の米中古住宅販売件数は前回と変わらずとなった。ただ、予想は下回っている。前回まで4ヵ月連続で販売件数は減少を続けていたが、今回はそれが一服した格好。ただ、回復傾向は示しておらず、米住宅市場の減速傾向は続いている。住宅価格と住宅ローン金利の上昇が米消費者の住宅購入意欲にブレーキをかけているようだ。

 指標を受けた為替市場の反応は限定的でドル円は112円台前半での推移を続けている。

*米中古住宅販売(8月)
販売件数 534万件(前回 534万件)(年率換算)
平均価格 30.31万ドル(30.76万ドル)
中間価格 26.48万ドル(26.93万ドル) 
在庫 4.3ヵ月分(4.3ヵ月分)
()は前回値

USD/JPY 112.17 EUR/USD 1.1751

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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