短期的には過熱感アリ

著者:西村剛
投稿:2018/09/19 15:47

いったん調整もその後は高値更新も

19日の日本株市場は上昇しました。日経平均株価は前日比1.0%プラスの23672円52銭、マザーズ指数は前日比0.3%プラスの1030.38ポイントとなりました。前夜の米国株式市場が上昇し直近高値を更新したことを受け日経平均株価も大きく上昇しました。

日経平均株価が4月以降続いていたボックス圏を上抜けしました。このまま年初来高値24129円34銭を超えてくるかどうかがポイントだと考えていますが、短期的には過熱感が出ており、いったん小幅な調整はあってもおかしくはないと考えています。ただボックス圏を上抜けしたことで年内年初来高値更新が視野に入りました。過去のデータでは年末にかけ株価が上がりやすい傾向が見られており、年後半にかけて日経平均株価は期待が持てそうです。

一方マザーズに関しても、時価総額上位のそーせいがストップ安となった影響で指数自体は伸び悩んでいますが、全体的には底打ちした印象が見てとれます。マザーズ指数に関しては目先75日移動平均線の1043ポイントを超えてくるかどうかと考えていますが、今の流れを受けておそらく超えてくるのではないかと考えています。仮に超えてきた場合は、日経平均株価と比較し出遅れている分、大きく反発してもおかしくはないと考えています。20日の日経平均株価は上昇するも利益確定に押される形となり小幅高と予想します。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想