ダイケン、今期経常を一転28%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2018/09/14 15:30
 ダイケン <5900> [JQ] が9月14日大引け後(15:30)に業績修正を発表。19年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の4億1000万円→2億9000万円(前期は4億円)に29.3%下方修正し、一転して27.5%減益見通しとなった。
 同時に、3-8月期(上期)の経常損益も従来予想の3000万円の黒字→1400万円の赤字(前年同期は1億1300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)平成31年2月期第2四半期(累計)個別業績予想当第2四半期の売上は、主たる事業の建築関連製品の売上高におきまして、前回発表予想比で△0.1%となる見込みであります。建設市場の現況は堅調に推移しておりますが、長期的な縮小局面を迎える見通しの中、人材不足等の影響もあって着工遅れや先送り等によりマイナスの影響が見受けられるました。利益面では、原材料価格の高止まりに加え、製品の運搬コストで特に長尺製品の運搬費の上昇が激しく、第1四半期で開示しておりました営業損失60百万円などを挽回できない結果となりました。(2)平成31年2月期通期業績予想通期の業績予想につきましては、当社の収益のウェイトは概ね下半期の中でも後半にありますことと、利益率の比較的高い製品の販売や今後実施を予定しております価格改定によるプラス効果等も若干ではあるものの寄与するものと予想しております。しかしながら、第2四半期までの業績を加味し上記のとおり修正いたします。また、今後の為替レートの変動など不確実な要素が多いことから、今後、業績予想の修正が必要となった場合に、速やかにお知らせする予定であります。なお、配当予想につきましては、前回発表予想を修正しておりません。(注)これら上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき当社で判断したものであります。予想に内在する様々な不確定要因や今後の事業運営における内外の状況等により、実際の業績は予想数値と異なる場合があります。
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