JCペニーが冴えない決算受け大幅安 CEO探しの切迫化を示唆=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/08/16 23:49
 JCペニーが大幅安。5-7月期決算を発表しており、利益が予想以上の損失となったほか、既存店売上高も予想を大きく下回った。更に通期見通しも予想外の赤字を見込んでいる。在庫一斉処分セールを行ったことによる損失が思いのほか大きかった。同社は今年の5月以来、CEOが不在の状態が続いているが、今回の決算は、再建に向けたCEO探しが切迫化していることが示された格好となった。

(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:0.3%増(予想:1.0%増)
・1株利益(調整後):0.38ドル赤字(予想:0.05ドル赤字)
・売上高:27.6億ドル(予想:28.2億ドル)
・EBITDA(調整後):1.05億ドル(予想:1.93億ドル)
・フリーキャッシュフロー:1.86億ドル

(通期見通し)
・既存店売上高:0%増
・1株利益(調整後):0.80~1.00ドルの赤字(予想:0.04ドルの黒字)。

(NY時間10:38)
JCペニー 1.85(-0.56 -23.23%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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