ユーロドルは買い戻しも下値警戒を強める=NY為替チェック

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/07/19 00:59
 NY時間に入ってドル売りが優勢となっており、ユーロドルは買い戻しが優勢となっている。ロンドン時間には1.16ドル割れを試す動きも見られたものの、いまのところは1.16ドル台は維持されている。

 しかし、きょうの下げで21日線を下放れる動きも出ており、短期的には1.15ドル割れを探る動きも警戒される。
 ロンドン時間にユーロ圏消費者物価指数(HICP)の確報値が発表になっていたが、コア指数で前年比0.9%となっていた。1%前後での推移から抜け出す気配が依然として見られないが、ECBの出口戦略を再考する必要までなさそうだ。

 早期に21日線を回復できるか、それとも下値模索を強め6月安値の1.1510ドルを再び目指すのか踊り場に来ている。 

EUR/USD 1.1641 EUR/JPY 131.37 EUR/GBP 0.8925

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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