FA関連株が逆行安、中国景気の減速懸念で持ち高調整の売り継続◇
SMC<6273.T>が一時1000円を超える下げをみせたほか、安川電機<6506.T>が7%近い下げ、ファナック<6954.T>、キーエンス<6861.T>なども下値模索の展開と、全体強調相場のなかでFA関連株の逆行安が目を引く状況となっている。外国為替市場では1ドル=112円台半ばの推移と円安水準でもみ合うなか、トヨタ自動車<7203.T>など自動車株は強い動きを示しており、同じ輸出セクターでも明暗を分ける展開だ。市場では「中国景気の減速懸念が引き続きネックとなっている。世界的な設備投資拡大の恩恵が期待できるとの読みで買ってきたが、ここにきて先行き不透明感が漂う状況で、海外機関投資家などのポジションを低くする(持ち高を減らす)動きが反映されている」(国内運用会社)という。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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