[7月13日版] 日経平均は上がったけど…信じて良いの?

著者:中原良太
投稿:2018/07/12 21:58

日経平均は上がったけど…信じて良いの?】

7月12日の日経平均は255円75銭高でした。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がり業種は20業種となり、残り12業種が値下がりしました。

昨日の夜から、為替は円安が一気に進みました。ドル円レートは1ドル=112円台に突入。これにより、日経平均は強気な推移が目立ちましたね〜。

一方、、、

TOPIXはぜんぜん上昇していませんね。TOPIXが25日線を回復しないことには、まだまだ弱気圏からは脱していません。特に、TOPIXは25日線を復帰してからやっと強気ムードに戻る傾向があります。ですから、まだまだ「本調子に戻った」と判断するには、早いでしょう。

ただし、ひとまず円安が進んでいるのは好材料です。日本株を取引しているのは大半が海外投資家たちですから、円安=安く株を買えるようになるってことですからね。外需系産業だけでなく、全体的にまんべんなく買いが入りやすくなると期待できそうですね。

相場が上昇しそうな今の状況では、これまでの下落幅が大きな、「不人気銘柄」に注目することで、今後の値上がりが期待できるでしょう。参考までに、直近1ヶ月で特に不人気な業種をご紹介します。

◯直近1ヶ月で不人気な3業種
・非鉄金属(前月比-9.94%)
・空運(同-8.88%)
・その他製品(同-9.63%)

以上の3業種は、これから上昇へ転じる余地もあるため、それぞれ注目してみてはいかがでしょうか。

以降は、日本相場の上昇に期待しています。よって、7月13日は強気で行きます。注意しながら、着実な利益を狙っていきたいところですね。

では、7月13日も1日、引き締めて行きましょう!
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想