○〔米株式〕NYダウ、5日ぶり反落=米中報復合戦の激化を懸念(11日)☆差替

2018/07/12 05:46
 【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク株式相場は、米中間の貿易摩擦をめぐる報復合戦の激化を懸念して5営業日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比219.21ドル安の2万4700.45ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同42.59ポイント安の7716.61で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比662万株減の7億1981万株。
 トランプ米政権は10日、中国から輸入する2000億ドル相当の製品に10%の追加関税を上乗せする追加制裁の手続きを開始すると発表。6日発動の関税に対して中国が同規模の報復措置で応じたため、制裁規模を大幅に上積みする。エスカレートする報復合戦が世界経済の成長を鈍化させるとの懸念が再燃し、米株式市場では中国で広く事業展開するキャタピラーやボーイング、スリーエムなどが売られた。
 また、10日は米原油先物相場が急反落。リビアで閉鎖中だった石油輸出港での原油積み込み作業再開など、供給増加への警戒が高まった。これを受け、シェブロンなど資源株にも売りが出て、米株価を一段と下押した。
 トランプ政権の追加制裁が実際に発動されれば、その影響は中国から輸入する家具や衣料品など生活必需品に広く及び、米消費者への影響も大きい。ただ、発動は9月以降になる見通しで「共和党内や米産業界からも批判の声が出ている。中国も抑制的な対応に努めており、最終的には全面衝突は回避されるのではないか」(準大手証券)との見方も出ていた。
 個別銘柄(暫定値)では、キャタピラーが3.2%安、ボーイングが1.9%安、スリーエムが1.9%安、ゼネラル・モーターズ(GM)が1.9%安。シェブロンが3.2%安、エクソンモービルが1.3%安、フリーポート・マクモランが3.9%安だった。一方、ウォルト・ディズニーが1.9%高、コムキャストが1.3%高、ネットフリックが0.7%高だった。(了)
[時事通信社]
配信元: 時事通信社
最新24時間の予想傾向(%)

予想投稿数 比率(%)

66.2 33.8
個人投資家の予想(新着順)
ヤフーファイナンスお勧め
中国株投資情報
香港上海など株式最新情報
マーケット概況
東京市場、今日の状況は?
株予報
決算予定や業績をチェック