<動意株・9日>(前引け)=日本ゼオン、ピクセラ、和田興産

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/07/09 11:38
<動意株・9日>(前引け)=日本ゼオン、ピクセラ、和田興産  日本ゼオン<4205.T>=大幅続伸。同社は前週末6日の取引終了後、従来9円を予定していた19年3月期の期末配当を1円増額して10円にすると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。年間配当は19円となり、前期実績の17円に対しては2円の増配となる予定だ。同時に、上限を500万株(発行済み株数の2.25%)、または50億円とする自社買いを発表したことも好材料視されている。株主還元の強化や資本効率の向上を図るとともに、将来の機動的な資本政策の遂行を可能とするためとしている。

 ピクセラ<6731.T>=急騰。きょう午前11時ごろ、米ネットフリックス社(カリフォルニア州)と、日本における4Kコンテンツ配信の市場拡大のため、戦略的プロモーションパートナーシップ契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の契約により両社は、今年12月1日から国内で開始される新4K8K衛星放送に対応する「Android TV」に、オンラインストリーミングサービスであるNetflixのアプリを搭載したセットトップボックス4Kスマートチューナー「PIX-SMB400」に関して販売プロモーションで協業する。同製品は、リモコンに「Netflix」ボタンを搭載し、手軽に日本国内において2000時間超にも及ぶネットフリックスの多くの4Kコンテンツやオリジナル作品などにアクセスすることができるとしている。

 和田興産<8931.T>=続急伸。同社が前週末6日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)単独決算が、売上高178億8500万円(前年同期比54.4%増)、営業利益24億7900万円(同77.4%増)、純利益15億2300万円(同2.1倍)となり、上期計画の営業利益22億円上回って着地したことが好感されている。分譲マンションの引き渡し戸数が415戸(前年同期比70.1%増)と大幅に増加したことが業績を牽引した。また、不動産賃貸収入が堅調に推移したことも寄与した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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