午後:債券サマリー 先物は反発、日経平均大幅安で買い流入
2日の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。日経平均株価が大きく値を下げたことで、リスクオフ資産を選好する動きが強まった。
債券先物は前週末の米債券相場が下落した流れを引き継ぐかたちで始まったものの、その後は持ち直す展開となった。日銀が朝方発表した6月短観で、大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス21と、前回3月調査のプラス24から悪化したことが下支え材料となった。午後に入ると、中国・上海総合指数が下げ幅を広げたことなどを背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる債券に買いが流入した。なお、この日は日銀の国債買いオペが実施され、「残存期間10年超25年以下」の応札倍率が前回並みとなるなど、総じて無難な結果となった。
この日の先物9月限は150円82銭で始まり、高値は150円94銭、安値は150円82銭、終値は前週末比10銭高の150円94銭。出来高は2兆3444億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前週末に比べ横ばいの0.025%、20年債が同横ばいの0.495%、30年債が同横ばいの0.705%だった。
出所:minkabuPRESS
債券先物は前週末の米債券相場が下落した流れを引き継ぐかたちで始まったものの、その後は持ち直す展開となった。日銀が朝方発表した6月短観で、大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス21と、前回3月調査のプラス24から悪化したことが下支え材料となった。午後に入ると、中国・上海総合指数が下げ幅を広げたことなどを背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる債券に買いが流入した。なお、この日は日銀の国債買いオペが実施され、「残存期間10年超25年以下」の応札倍率が前回並みとなるなど、総じて無難な結果となった。
この日の先物9月限は150円82銭で始まり、高値は150円94銭、安値は150円82銭、終値は前週末比10銭高の150円94銭。出来高は2兆3444億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前週末に比べ横ばいの0.025%、20年債が同横ばいの0.495%、30年債が同横ばいの0.705%だった。
出所:minkabuPRESS
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