円高続かず買戻し優勢=東京為替前場概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/06/20 11:50
 東京外国為替市場中盤、ドル円は110.20円付近まで強含み。米中貿易戦争の激
化が懸念されるものの、昨日の東京時間帯以降は円高が後退している。先週の米連邦公
開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)理事会以降は対主要通貨でドルが
強く、ドル円の下値を支えている。

 ユーロ円は127円半ば、ポンド円は145円ちょうど付近でしっかりとしているも
のの、ユーロ圏と英国には経済的・政治的なリスクがあることから上値は限定的。

 豪ドル円は81.60円付近、NZドル円は76.22円付近まで強含み。米国との
金融政策見通しの乖離から昨日の豪ドル/ドルは今年5月以来の安値を更新したもの
の、本日はオセアニア通貨に買い戻しが入っている。

 日経平均株価は小反発。前引けでは前営業日比8.94円高の2万2287.42円
となった。

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