ドル円、110円台中心の揉みあいか

著者:遠藤寿保
投稿:2018/06/20 10:35

マーケットコンディション

昨日のドル円は、110.52円で始まると、東京時間、米中貿易摩擦を嫌気しリスク回避の円買いが先行し、109.55円まで下落。ロンドン時間は、109円台後半まで買戻しが入った。NY時間、米中貿易戦争を嫌気し、NYダウ平均が下落。米10年債利回りが低下すると、110.70円前後まで下押し。米5月住宅着工件数は135.0万件(予想131.1万件)、米5月建設許可件数は130.1万件(予想135.0万件)とまちまち。引けにかけて、NYダウ平均に買戻しが入り、ドル円も110.08円でクローズをむかえた。

ドル円、110円台中心の揉みあいか

予測はしていたが、マーケットが緩い状態での米中貿易摩擦で110円割れとなった。しかし、暴落感はあまりない。これは、米国の利上げ観測と経済好調が背景にある。目先は110円台中心のもみあいか。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想