―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の6月7日から8日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 フリービット <3843>
18年4月期の連結経常利益は前の期比76.7%増の14.2億円に伸び、19年4月期も前期比64.8%増の23.5億円に拡大を見込み、10期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 エイチーム <3662>
18年7月期第3四半期累計(17年8月-18年4月)の連結経常利益は前年同期比37.1%増の38.5億円に拡大し、通期計画の47億円に対する進捗率は82.0%に達し、5年平均の72.1%も上回った。
★No.4 丹青社 <9743>
19年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比53.7%増の25億円に拡大し、2-7月期(上期)計画の28.1億円に対する進捗率は89.3%に達し、5年平均の85.3%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3843> フリービット 東1 +22.34 6/ 8 本決算 64.80
<3657> ポールHD 東1 +12.32 6/ 8 1Q -0.57
<3662> エイチーム 東1 +9.55 6/ 8 3Q 37.13
<9743> 丹青社 東1 +8.98 6/ 8 1Q 53.74
<3458> CRE 東1 +2.01 6/ 8 3Q 611.46
<8917> ファースト住 東1 +0.53 6/ 8 上期 -18.18
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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