エバラ食品工業---19年3月期会社連結業績予想は前期比40.7%経常増益と業績回復を見込む

配信元:フィスコ
投稿:2018/05/11 08:44
エバラ食品工業<2819>は10日、2018年3月期連結決算を発表した。今月2日に発表したとおり、売上高が前期比1.9%減の503.97億円、営業利益が同21.1%減の14.70億円、経常利益が同19.6%減の15.46億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.4%減の11.74億円となった。

昨年7月に大幅リニューアルを行った「黄金の味」の市場浸透の遅れの影響が大きかった。一方で、「すき焼のたれ」や「プチっと鍋」などの鍋物調味料は前年を上回り、業務用商品も堅調に推移したほか、物流事業及びその他事業も好調に推移した。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.6%増の522.11億円、営業利益が同42.2%増の20.91億円、経常利益が同40.7%増の21.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.7%増の13.94億円と大幅な業績回復を見込んでいる。

主力の「黄金の味」リニューアルの価値浸透による収益拡大と個食・使い切り対応を特徴とした「プチっと」シリーズを中心とするポーション調味料の売上拡大効果が期待される。

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配信元: フィスコ

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