米国金利上昇で円安を好感 21900-22300のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2018/04/24 08:47

米国金利上昇で円安を好感

●週明け23日のNY株式市場は、金利上昇が相場を圧迫しダウやナスダック指数は続落。前週のNYダウは後半にかけて3日続落。週末にムニューシン米財務長官が「中国訪問を検討している」と発言し、貿易を巡る摩擦が緩和に向かうとの期待も膨らむが、米長期金利が一時2.99%と4年3カ月ぶりに節目の「3%」に迫ったことが株式相場を圧迫しました。ダウは一時134ドル安まで下げたが。ダウは小幅ながら4日続落。

●本日の日経平均は米国金利上昇で円安を好感して買い先行と読む。CME日経平均先物の終値は2万2190円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万2088円と比べ100円ほど高い。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物(夜間取引)は2万2210円で取引を終了。

日経平均株価と上下の節目
 ────────────
 2万2349円 26週線
 2万2210円 75日
 2万2190円 CME日経平均先物
 2万2089円 5日線
●2万2088円 昨日終値
 2万1976円 一目転換線

●今週の主な予定

24日(火)
豪消費者物価指数(第1四半期)
独Ifo景況感指数(4月)
米新築住宅販売件数(3月)
米消費者信頼感指数(4月)
米仏首脳会談

25日(水)
北朝鮮、朝鮮人民軍創設記念日

26日(木)
ECB政策金利、ドラギECB総裁記者会見
米耐久財受注(3月)
米新規失業保険申請件数(21日までの週)

27日(金)
日本雇用統計(3月)
日銀政策金利、黒田日銀総裁記者会見
英GDP速報値(第1四半期)
米GDP速報値(第1四半期)
南北首脳会談
米独首脳会談

※予定は変更することがあります

配信元: 達人の予想