新興市場銘柄ダイジェスト:クロスフォーが大幅続伸、農総研はストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2018/04/19 15:17
<4565> SOSEI 7400 -40
朝方に一時7650円まで上昇。子会社ヘプタレスが開発し、英製薬大手アストラゼネカに譲渡した新規低分子アデノシンA2A受容体(A2AR)拮抗薬「AZD4635」に、免疫応答性を回復させ、抗腫瘍効果をもたらす可能性があることが確認されたと発表している。AZD4635は固形がん患者を対象に、単剤治療及びアストラゼネカ社の抗PD-L1抗体「IMFINZI(durvalumab)」との併用療法で第I相臨床試験を実施中。

<2656> ベクター 474 +64
一時ストップ高。スマートフォンゲーム「神殿戦記」の独占ライセンス契約を締結したと発表している。「神殿戦記」は17年9月から香港や台湾などでサービス提供されているファンタジーRPGで、台湾のAuer Media & Entertainment Corp.が開発した。日本語版タイトルは「幻想大陸エレストリア」、サービス開始時期は18年中の予定。海外の人気ゲームとあって、今後の展開への期待が高まったようだ。

<7810> クロスフォー 400 +43
大幅続伸。株主優待制度を導入すると発表している。7月31日時点の株主名簿を基準として、100株(1単元)以上を保有する株主に一律4500円相当の自社商品を贈呈する。贈呈する商品は「Dancing Stone」で、同社が開発した人間のわずかな動きで揺れ続ける宝石のセッティング方法を用いたアクセサリー。前日終値(357円)ベースの優待利回りは12.6%に上り、好材料視されたようだ。

<3541> 農業総合研究所 2091 +400
ストップ高比例配分。日本郵政<6178>グループの日本郵便四国支社と業務委託契約を締結したと発表している。出荷者を募集する業務や出荷者として登録する際に必要な業務などを日本郵便四国支社に委託する。日本郵便四国支社は郵便局内に出荷場などの施設を設ける。生産者は近くの郵便局に農産物を持っていくことで、全国のスーパーなどで販売できることになる。新たなサービス展開に対する期待から買いが殺到した。

<6549> ディーエムソリュ 1573 -173
大幅に4日続落。18年3月期の営業利益を従来予想の2.80億円から1.74億円(前期は2.63億円)に下方修正している。人材採用や新宿オフィス開設など想定外の費用が発生したことに加え、インターネット事業で展開しているバーティカルメディアサービスで運営サイトへの訪問数が想定を下回り、広告収入が減少した。今回の計画未達を受け、社長と副社長は33%、その他の常勤取締役は10-30%、月額報酬を12カ月間減額する。

<3758> アエリア 1531 +97
一時1560円まで急伸。連結子会社のファーストペンギンが決済代行サービスに参入すると発表している。5月中旬から決済代行サービス「AquaGates(アクアゲイツ)」を本格稼働する。副業・兼業・フリーランスなどを含めて幅広くサービスを提供することに加え、越境ECなど審査のハードルが高かった商材にも対応する。また、これまで1カ月程度必要だった実装期間を最短で1週間程度に短縮するほか、既存サービスとも高い親和性を持つという。

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配信元: フィスコ

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