(5121)藤倉ゴム工業
四季報によると、自動車生産台数増背景に同部品増販。好採算の半導体・液晶関連向け制御機器やゴルフ用カーボンシャフトも伸長。前号比で営業益上振れ。増配。19年3月期は制御機器、カーボンシャフトの牽引続く。中国で20年3月稼働メドに建設予定の第3工場は欧州系自動車の排ガス浄化設備向け部品需要増に対応。国内は制御機器技術生かし医療機器関連も視野。
2月13日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は+26.7%の22億円、経常利益は+27.6%の23億円の増収・増益の見通し。
※産業用資材の大手であり、自動車部品や好採算の半導体、液晶関連向け制御機器など好調に推移。
2012年11月8日の247円を安値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇する過程で2013年12月18日の433円を安値に急騰となり、2014年1月9日の1750円まで短期で4倍化となりました。ここをピークに2月4日の842円まで下落し、2月13日の1380円まで急反発したあと、先細三角形(A)の下げ型となりました。この先細三角形の煮詰まったところで、2016年6月24日の370円で底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ移行しています。この上昇トレンド(B)の中で2017年11月24日の1070円の戻り高値をつけて調整入りとなり、2月14日に753円の安値をつけて反発しているところで、本日2月26日837円で買転換出現となりました。
(5358)イソライト工業
四季報によると、工業炉向け断熱材は安定的。自動車関連も健闘。好採算の規制対策品への国内特需が想定を超える。前号営業減益予想から一転増益。最高純益に。19年3月期は規制対策品への特需の反落で減益か。安全性高い次代セラミックファイバーに重点。EUで一般的な生体溶解性高温用の高度化に本腰。特定化学物質対象外のイソウールに続く独自品開発に全力。
2月7日発表時点。2018年3月期本決算予想は、昨年の10月27日時点で営業利益、経常利益ともに前期比マイナスからプラスへ大幅上方修正。2017年3月期比で営業利益は+31.5%の28億円、経常利益+39.0%の29億円と大幅な増収・増益に上方修正、大幅下落となっているのは、今回も上方修正期待があったところ見送ったために失望売り。
2013年からの170~268円の大底圏でのボックス相場の中で、2016年6月24日の180円を安値に上昇トレンド(B)へ転換し、この中で2017年7月13日の369円を安値に角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で今年の2月2日の1447円で当面のピークとなり、2月7日の決算で失望売りと日経平均の急落が重なって2月14日の848円まで下げて反発しているところです。
(2201)森永製菓
四季報によると、健康は『inゼリー』が絶好調。菓子は販促効き高カカオなどのチョコ、冷菓も順調増。不採算品削減も進む。物流費増など軽くこなし増益。19年3月期は『inゼリー』の好調続く。冷菓も堅調。冷菓『ジャンボ』、健康志向背景に需要増続く『カレ・ド・ショコラ』は新ライン稼働で18年春以降順次増産。国内工場は来期以降統廃合進め生産効率化図る。
2月8日発表時点。2017年8月9日時点で2018年3月期本決算予想を増額修正。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+9.6%の193億円、経常利益は+8.6%の199億円の増収・増益の見通しになる。
2012年11月13日の860円(併合前172円)を底に、アベノミクス相場にサポートされて2015年8月18日の3710円(併合前742円)まで上昇。ここから9月16日の2520円(併合前504円)まで押し目を入れて、2565~3670円のボックス相場(A)となりました。この中で2016年5月2日の2570円(併合前514円)を安値に上昇トレンド(B)へ移行し、2017年6月13日に7270円のピークをつけました。このあと8月14日の6950円、10月16日の6690円と順次上値を切り下げる三尊天井となって、上昇トレンド(B)を下に切り、12月6日の5940円、2018年1月10日の6000円と2山つくって下放れし、2月9日に4840円まで下げてもみあっています。
(9533)東邦ガス
四季報によると、工業用など需要開拓進み、ガス販売量増勢。原料高続く反面、システム開発費一巡。下期1ドル115円前提の会社利益はやや保守的。19年3月期も原料高やガスの契約切り替えが圧迫。利益横ばい圏。電力販売で4万件獲得の一方、ガスで7万件が離脱し守勢に。三重・松阪の自治体設立の新電力会社に出資、電力の地産地消に協力。四日市で調整用電源稼働。
1月31日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+3.5%の240億円、経常利益+2.1%の250億円の増収・増益の見通し。
2014年2月4日の2290円(併合前458円)を安値に、2015年6月3日の3980円(併合前796円)まで上昇後、9月24日の3380円(併合前676円)まで押し目を入れ、ゆるやかな上昇トレンド(A)へ移行しました。この中で2016年5月2日の3595円(併合前719円)を安値とする上昇で、上昇トレンド(A)を上にぬけて10月27日の4960円(併合前992円円)の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)へ転換し、この中で2017年11月17日の2984円で底打ちとなって横もみとなり、今年の1月31日に3195円で買転換となって2月5日の3565円まで上昇後、2月15日の3070円まで下げてもみあいとなり値固めに入っています。
(9613)エヌ・ティ・ティ・データ
四季報によると、前期買収した米国デル事業を14カ月連結(前期3カ月)。売上2700億円上乗せ、営業益20億円貢献。国内法人向け堅調。不採算案件も低水準。再編特損増え純益は減。19年3月期も海外は競争厳しいが、金融堅調。国内法人向け好調持続。決算期変更で今期14カ月連結。来期は12カ月となり収益下押し。当社とデル事業のシステム統合は18年央完了。
2月6日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+2.5%の1200億円、経常利益+2.7%の1160億円の増収。増益の見通し。
上昇トレンド(A)の中で、2014年10月17日の729円(分割前3645円)を安値とした短期の上昇トレンド(B)を形成し、2015年10月29日の1264円(分割前6320円)を高値に下降トレンド(C)へ転換し、この中で2016年6月24日の915円(分割前4575円)の安値から反発し、下降トレンド(C)をぬけて12月20日の1190円まで戻し、再下落となって2017年4月20日の1004円まで下げたあと再上昇となって、今年の1月9日には1424円の高値更新となりました。ここをピークに押し目を形成中に、日経平均の急落につれ安し、2月23日に1076円まで下げ反発するものの、本日3月2日に1058円まで下げ、再び下値をさぐる展開となってきました。
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