(1893)五洋建設
四季報によると、海外大型工事獲得し受注6010億円(前期比28・9%増)計画に増額。潤沢な手持ちの完工順調。不採算工事なくなり増益幅拡大。会社計画保守的。19年3月期は採算高原も、海外大型工事の進捗は先。シンガポールの大深度長距離シールド工事を423億円でJV受注。社債100億円発行し支払い条件を現金払いに一本化、下請け業者の経営支援等が主旨。
2月8日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は+9.2%の265億円、経常利益は+9.7%の260億円の増収・増益の見通し。前回の11月10日時点より営業利益は+0.9%の245億円から+9.2%の265億円、経常利益は+1.2%の240億円から+9.7%の260億円へ上方修正。」
2013年6月27日の209円を安値とする上昇トレンド①の中で、2015年8月18日の628円の高値をつけ、短期の調整入りとなって、2016年1月21日の412円、2月12日の414円を2点底に上昇トレンド②へ移行し、さらに2017年2月13日の500円を安値に角度のより大きい上昇トレンド③へ移行しました。この上昇トレンド③の中で、今年の1月23日に888円の高値をつけ、もみあっていましたが、2月8日の上方修正を受けたにもかかわらず、日経平均の大きな下落につれ安する形となりました。安いところは買って反発を待つところです。
(6345)アイチコーポレーション
四季報によると、高所作業車は電力・通信向けが設備更新需要高く順調。鉄道増勢。部品・修理も積み上がる。レンタル向け減少だが営業益高水準。固定資産除却特損減。19年3月期は、高所作業車はレンタル伸び悩むが電力・通信向け中心に需要堅調で増益。国内でトラックマウント式新製品2種を投入、需要掘り起こし。海外でもオセアニアで販社設立、自走式市場開拓。
2月1日発表時点、2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+2.5%の80億円、経常利益+2.0%の82億円の7期連続の増収・増益の見込み。
2012年11月13日の300円を底値に、アベノミクス相場にサポートされて2013年7月16日の610円まで上昇後、いったん調整入りとなり、2014年2月4日の406円まで下落。その後、10月14日の459円を2点底にして上昇トレンド(A)へ移行し、2015年8月18日の809円まで上昇しました。ここから9月30日の664円まで押し目を入れて急上昇となり、12月2日の915円の高値をつけました。それ以降の動きは、おおよそ670~915円のボックス相場の動きとなっています。直近では、昨年の12月25日の860円を高値に、日経平均の急落につれ安し、2月6日に685円まで下げ、ボックスの下限を試す動きとなっています。
(6471)日本精工
四季報によると、自動車向け電動ステアリングや軸受け堅調。産業機械向け軸受けも半導体や工作機械向け絶好調。前期のカルテル関連費用消える。材料費高騰は値上げで吸収、営業益急回復。増配も。19年3月期も産機向け軸受けが高水準。小幅営業増益。ホイール内蔵用変速機付きモーターの薄型化に成功、EV向けで強い武器に。電動ブレーキ用ボールネジ受注旺盛。
2月2日発表時点、2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+40.8%の920億円、経常利益+43.0%の910億円の増収・増益の見通し。2017年11月1日時点で、前期より営業利益+25.5%の820億円から+40.8%の920億円、経常利益+27.3%の810億円から+43.0%の910億円に大幅上方修正済み。
2015年6月2日の2120円をピークに大幅下落となり、9月29日の1128円まで下落し、12月1日の1595円まで自律反発のあと、下向きの先細三角形の下げ型となりました。この中で2016年7月7日の691円で底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で今年の1月23日に1916円まで上昇し、ここを当面のピークにして日経平均の急落につれ安しています。好業績銘柄で大きく下げたところは買いとなります。
(6473)ジェイテクト
四季報によると、柱のステアリングと軸受けが中国などアジアで想定以上。工作機械も北米軸に堅調。販価引き下げや原材料高吸収。表記はTOB成立前提、段階取得差益。19年3月期もステアリングの牽引見込む。ステアリング強化へ、持分の富士機工を1株740円で17年12月14日まで公開買い付け。2段階買収で完全子会社化。富士機工のシート事業はタチエスに譲渡。
2月2日発表時点。2018年3月期本決算予想は、営業利益+0.7%の780億円、経常利益+1.2%の790億円の増収・増益の見通し。7月28日時点で前期の営業利益-12.2%の680億円から+0.7%の780億円、経常利益-12.9%の680億円から+1.2%の790億円に上方修正。
2012年11月14日の552円で底打ちとなり、アベノミクス相場にサポートされて上昇を開始し、2015年6月25日の2480円でピークをつけました。ここから9月29日の1577円まで押し目を入れ再上昇となるものの12月1日の2320円を2天井にして、下降トレンド(A)へ転換しました。この中で2016年7月7日に1031円の安値をつけて反発し、下降トレンド(A)を上にぬけて9月5日の1626円まで上昇後、1426~1650円のレンジでのもみあいとなり、この中で11月9日の1412円の安値からの反発で上放れし、12月21日の2000円まで上昇しました。ここでもみあい2017年3月2日の1996円とダブル天井に近い形となって反落し、短期の下降トレンド(C)入りとなりました。この中で8月29日の1417円まで下げたあと大きく上昇し、ダブル天井を上にぬけて11月9日に2112円まで上昇後。その後、今年の1月23日に2088円と2山形成したあと、日経平均の急落につれ安して下げているところです。昨年来高値を更新しての下げですので大きく下げたところは買いチャンスといえます。
(8132)シナネンホールディングス
四季報によると、船舶燃料は厳しい。だが、LPガスが下期の需要期に稼ぐ。システムや産廃処理子会社も黒字化。企業買収に伴うのれん償却を吸収。遊休地売却特益ない。19年3月期は非燃料関連が収益に本格寄与。ソフトバンクG企業と連携し、18年度末までにセブン‐イレブン1000店舗に設置、運営事業担う。買収した住宅改修の静岡企業は関東にも展開へ。
1月31日発表時点、2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+22.7%の36億円、経常利益+11.0%の38億円と増収・増益の見通し。
2012年5月18日の1585円(併合前317円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年5月25日の2535円(併合前507円)まで上昇後、いったん調整入りとなり、2016年8月26日の1900円(併合前380円)まで下落し、ここから再び上昇トレンド(B)へ移行し、この中で今年の1月15日の2793円、2月2日の2760円と2山形成したころで、日経平均の急落につれ安し、2月6日に2458円まで下げて反発に転じています。日経平均の大幅下落に対して下げ幅少なく回復の早い動きとなっています。
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