(3105)日清紡ホールディングス
四季報によると、黒字の紙事業売却で目減り。が、柱のブレーキ材は北米減速でも国内やタイなど堅調。前期急落の子会社・日本無線も底打ち。ブレーキのれん償却終了効き、営業益反発。紙事業譲渡特益で純益膨らむ。日本無線を10月子会社化、レーダーなど自動運転見据え連携。一方、ドラムブレーキ事業はアイシン精機系に18年2月譲渡。相談役・顧問制度を6月廃止。
11月9日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+206.7%の150億円、経常利益+89.5%の200億円と大幅な増収・増益に回復見通し。5月11日時点、8月8日時点の予想と変わらず。
2016年10月30日の1661円を高値に下降トレンド(A)を形成。この中で2016年6月28日の883円、8月3日の911円と2点底をつけて下降トレンド(A)を上にぬけて、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で今年の5月31日の1044円を安値に上放れとなって9月14日の1548円まで上昇し、ここを目先のピークにして押し目を形成し、9月28日の1303円、10月20日の1304円とダブル底の形をつくり、10月24日に1362円で買転換となって11月9日の1438円まで上昇し、再び押し目を形成しています。
(2767)フィールズ
四季報によると、下期重点のパチンコ機は販売台数が16万台と前期やや上回る。パチスロ機は1機種販売台数減でも投入機種拡大で通期12万台(前期9万台弱)へと挽回。人員減などで販管費削減も寄与。営業黒字浮上。持分投資損失縮小。減損特損ほぼ一掃。18年春の新規制実施にらみ現行基準パチスロ機20機種投入確保にメド。サミー、ニューギンと新たに販売協力構築。
11月9日発表時点、2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は10億円の黒字転換、経常利益は0億円の黒字転換へ。5月9日時点、7月31日時点の予想を変わらず。
2014年11月4日の1365円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2015年12月18日の2245円を高値に下降トレンド(B)へ転換しました。この安値圏の中で2016年8月4日の1139円を安値とし、12月14日の1522円を高値とする下向きの先細り三角形の保ち合いとなり、この煮詰まったところで11月8日の1088円を安値に上放れとなり、11月10日に1166円で買転換となりました。あくまでも下降トレンド(B)の中でのチャートの買いの形ですので短期リバウンド狙いといえます。
(9972)アルテック
四季報によると、飲料向けプリフォームは中国の競合厳しく小幅続落。ただタグ関連機械や食品製造機など商社事業は堅調。前期好採算案件の反動減見る会社利益計画は保守的。営業益横ばい。18年11月期も内需主体に需要底堅い商社事業が牽引し小幅増益。提案営業強め、大企業・中堅企業や研究機関など重点に未開拓市場に攻勢。海外は成長アジア市場で収益拡大。
10月6日発表時点。2017年11月期本決算予想は、2016年11月期比で営業利益+9.3%の4億円、経常利益+121.0%の4億円の大幅増収・増益。6月30日時点より大幅上方修正。
2012年10月11日の146円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2013年7月11日の464円の高値をつけたあと、上昇トレンド(A)を切って下降トレンド(B)へ転換となりました。下降トレンド(B)の中で2016年6月16日の121円で底打ちとなって、上昇トレンド(C)へ移行し、今年の4月13日の191円を安値に大きな戻りとなって下降トレンド(B)を上放れし、11月8日には389円の高値をつけました。ここで目先材料出尽くしで押し目を形成しています。好業績銘柄ですので大きな押し目は買い有利といえます。
(7606)ユナイテッドアローズ
四季報によると、2ブランド終了で店舗純減10(前期純増6)。ただECは自社サイト統合効き好調、店舗の客数減を補う。前期不振のコーエンも復調。粗利益率も徐々に改善。人件費増こなし営業益反発。店舗減損特損。下期IT・店舗改装投資を積極化。不採算2ブランドは18年2月末撤退、来期も整理進める。自社ECはサイト統合で顧客管理が効率化、相互送客を活性化。
11月8日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+8.6%の99.53億円、経常利益+7.2%の101億円の増収・増益の見通し。5月8日時点、8月4日時点の予想と変わらず。
2016年2月2日の6120円を高値に急落トレンド(A)となり、この中で6月24日の2793円の安値をつけて7月14日の3240円まで反発し、その後ゆるやかな下降トレンド(B)へ移行し、9月30日の2380円で底打ちとなりました。ここを安値に上昇トレンド(C)へ転換し、この上昇トレンド(C)の中で12月22日の3485円まで上昇後、ゆるやかな上昇トレンド(D)へ移行し、今年の8月4日の3190円を安値に上放れとなって10月30日に4470円の高値をつけました。目先ここをピークに11月7日の3920円で売転換となって押し目を形成しています。
(1950)日本電設工業
四季報によると、受注1867億円(前期比10億円増)計画。手持ち潤沢で好採算の新規大型案件相次ぐ。鉄道電気がJR東軸に伸長。一般電気や情報通信も拡大。施工進み完工増。償却負担軽減で2期ぶり最高純益。駅の利用客の少ない時間帯に自動改札機などを監視、遠隔操作するシステムに注力。都営新宿・三田両線で列車無線方式のデジタル化工事を相次ぎ受注。
10月31日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益7.4%の148.3億円、経常利益+5.5%の155.4億円の増収・増益の見通し。4月28日時点、7月31日時点の予想と変わらず。
2014年12月16日の1425円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、1年後の2015年12月28日の2668円でピークをつけ、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で2016年6月24日の1574円を1番底、11月9日の1682円を2番底にして上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で、今年の6月21日の2413円まで上昇後、8月2日の2088円、8月18日の2090円とほぼダブル底の形となって再上昇し、10月27日に2473円と年初来高値を更新後、押し目を形成しています。
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