(8088)岩谷産業
四季報によると、市況下落や採掘休止で鉱物原料が後退。産業ガスは投資負担重い。だが、LPガスが後半も数量伸びるうえ、原料安過程で生じた差損が解消。連続最高益。18年3月期は鉱物原料復調。利益小幅増。17年4月の自由化に伴い、関電、中部電力と提携。両社から保安業務受託。ノンフロン製品手掛ける企業を買収。福島で世界最大規模の水素製造拠点構築へ。
2月6日決算発表。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益は+2.5%の210億円、経常利益は+1.9%の220億円と小幅の増収・増益見通し。
現在は、2012年9月6日の262円を安値とする上昇トレンド(A)の中にあります。この中でこの年の11月14日の297円を安値とするアベノミクス相場にサポートされ、2013年3月22日の481円まで上昇後、調整を入れて8月22日の353円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2014年11月25日の892円でピークをつけ、下降トレンド(C)へ転換し2016年1月21日の550円をつけて3月31日の668円まで反発、再下落となって6月24日の551円でダブル底をつけ9月21日に597円で買転換となり、下降トレンド(C)を上にぬけて上昇中となっています。2016年3月31日の668円を突破してきましたのでダブル底を確認した形となり一段高が期待できます。
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(6924)岩崎電気
四季報によると、LEDは高天井照明が伸びる。光・環境も後半低採算案件消え好転。競争厳しく営業減益だが円高で原料安、生産効率化も想定超。会社計画は慎重。18年3月期は五輪施設用スポーツ照明が伸長。ミネベアが当社の発行済み株式の3・83%取得し筆頭株主に。アジアで照明生産やIoT対応照明開発へ。硬化用など電子線照射の小型実験装置を開発し拡販。
2月6日発表。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益は-37.6%の13億円、経常利益は-45.6%の10.5億円と減収・減益となっています。但し、2018年3月期には増益に転じる見通しです。
新たに筆頭株主になったミネベアとの提携強化も期待材料です。リニア新幹線や東京五輪関連銘柄といえます。
2012年11月12日の105円の安値から、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年3月7日の273円まで上昇後、いったん上昇トレンド(A)を下に切って10月21日の218円まで下げるものの、もみあって2015年3月31日の223円を安値に再上昇となり、5月20日には315円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)に転換し、2016年の7月8日の125円まで下落し底打ちとなりました。ここから7月27日の155円まで自律反発したあと、押し目を入れてもみあい8月31日に144円で買転換となって反発に転じ、今年の1月5日には199円まで上昇するものの下降トレンド(B)の上値斜線にアタマを抑えられ短期の売転換となって押し目を形成しています。
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(8253)クレディセゾン
四季報によると、不動産大口売却ない。ただ地銀・信金向け信用保証、投資用マンションローン2ケタ増。クレジットもキャッシング足踏みでもショッピング増。会社計画線の営業益復調に。和解金特益。18年3月期はショッピングと信用保証が牽引。純益正常化。アップルペイ対応を開始。利息返還処理件数は今期月1800件と漸増だが、引当金積み増し計画ない。
2月8日発表。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益+14.8%の420億円、経常利益+14.2%の500億円の増収・増益見通し。
2015年7月14日の2836円の高値から下降トレンド(A)を形成。この中で2016年7月8日の1596円、8月3日の1599円とダブル底をつけ、上向きの先細三角形(B)となって、上向きの先細三角形(B)及び、下降トレンド(A)を上放れし、12月12日に2256円の戻り高値をつけました。ここから今年の1月24日の2001円まで押し目を入れ、もみあったあと2月10日に2160円で再度の買転換となっています。
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(6937)古河電池
四季報によると、主力の産業用は前期の海外鉄道案件剥落で数量減。が、自動車用がタイの生産増強寄与し伸びる。鉛相場下落で原価改善。円高による海外目減りをこなす。営業益続伸。連続増配。18年3月期は自動車用が伸び続く。鉛相場安一服。営業増益小幅。タイは販促強化し認知度向上、自動車電池のシェア拡大に全力。インドネシアは販売網の拡充へ、地元代理店開拓。
2月2日発表。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益は+12.7%の33億円、経常利益は+7.0%の31億円の増収・増益見通し。マグネシウム電池とリチウム電池の材料を合わせもっている。
2012年10月11日の320円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇に転じ、2014年1月9日には1220円の高値をつけました。ここから調整入りとなって5月21日の581円まで下げ、ここでもみあったあと8月8日の625円を2番底にして、EV(電気自動車)の電池関連で暴騰し、9月4日の1660円の高値をつけました。ここをピークに調整入りとなり10月17日の902円まで急落したあと、11月27日の1173円まで自律反発したあと、1173円を上値の基点、902円を下値の基点とする下向き先細三角形の下げとなりました。この中で2016年8月3日の564円を安値に9月6日に583円で買転換となって上放れし、10月11日に755円まで上昇してもみあいとなり、10月17日の668円、11月9日の660円を2点底にして11月30日に846円まで上昇して押し目を形成しているところです。
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(5332)TOTO
四季報によると、トイレは国内順調。海外も米中で数量増。だが円高が打撃で、営業増益幅は縮小。営業外に為替差損。連続増配。18年3月期は海外数量続伸。国内はホテルなど非住宅のリフォーム需要で稼ぐ。シカゴ、ロスなどに続く4カ所目の旗艦ショールームを16年9月、ニューヨークに開設。最高級トイレのネオレストをホテル・コンドミニアム向けに全力訴求。
1月31日発表。2017年3月期予想は、前年同期比で10月31日時点で営業利益+4.0%の480億円(7月29日時点+10.5%)、経常利益+1.6%の475億円(7月29日時点+12.3%)に下方修正。1月31日時点では変わらず。
2014年10月17日の2100円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年6月26日の4608円、11月19日の4525円と2山形成して調整入りし、上昇トレンド(A)を下に切って2016年2月12日の2939円まで下落しました。現在は、この2939円を安値とする上昇トレンド(B)となっています。この中で7月21日の4595円まで上昇後、8月8日の3700円まで下げたあと業績の伸び悩み懸念から3720~3960円のレンジでのもみあいとなりました。10月31日に4200円まで上昇後、決算発表で下方修正となるものの、かなりの部分が織り込まれており11月9日の3870円まで押し目を入れたあとは大幅上昇となって今年の1月4日には4760円の高値更新となりました。ここを目先のピークに日経平均の下落につれ安した形で短期の転換となって押し目を形成しています。
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