(6973)協栄産業
四季報によると、半導体は車載向け堅調だが産機向け低調。スマホ向け電子デバイスやシステム開発で補えず営業益反落。17年3月期も半導体は車載や白モノ家電向け堅調だが産機向け鈍い。ITが企業向けソリューションや受託開発は堅調でも、営業益底ばい。 FA機器はソフトを組み込み、トータルでの供給を強化。太陽光発電の遠隔管理関連技術は他分野への応用を志向。
5月12日決算発表。2017年3月予想は、黒字転換し増収・増益。
2012年6月4日の125円、11月24日の127円と2点底をつけて、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成、この中で2013年5月23日の242円を高値に2014年2月4日の162円まで押し目を入れた後、急騰となり7月24日の357円でピークとなりました。ここから急角度の下降トレンド(B)となって、今年の2月12日の116円の全値押して底打ちとなり、底値圏でもみあって5月31日に137円で買転換となって下降トレンド(B)を上にぬけてきました。
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(6727)ワコム
四季報によると、OEMが主要顧客向け数量減。が、好採算の自社製品が想定以上に好調。前号比で減益幅縮小。17年3月期は主要顧客向けOEMは前年並み。自社製品は家庭用続伸、業務用もレジ決済関連好調で増益。新方式の電子ペン開発、PCパネルの仕様に影響少ない設計で取引拡大に弾み。電子筆跡で個人認証行うサービスの実用化に向け、2月イベントで試験実施。
5月11日決算発表。2016年3月期は大幅減益だったが、2017年3月期は営業利益で+14.5%、経常利益で+9.3%と前期比2ケタの増収・増益に転じる予想。
2013年5月15日の高値1522円から業績悪化で下降トレンド(A)となり、2014年10月17日の390円で底打ち。2015年2月24日の649円まで反発するものの、業績回復せず再下落となって8月25日に392円まで下落し、400~500円でもみあって今年の3月15日に555円まで上昇するも5月26日に394円まで下げています。
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(4008)住友精化
四季報によると、主力の吸水性樹脂は紙おむつ等向けに販売数量底堅い。ただ原油価格下落に伴う販価下落誤算。営業増益幅縮小。17年3月期は内外で吸収性樹脂の供給過剰続く。今夏韓国で関連新設備稼働による償却負担増も響く。増収だが営業益横ばい。吸水性樹脂で競合の日本触媒が当社相手取り特許侵害訴訟を提起。当社は無効主張。韓国新設備には影響ない方針。
5月11日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+8.0%、経常利益+21.7%の増収・増益見通し。
2012年9月6日の268円、11月14日の268円をダブル底にアベノミクス相場にサポートされて、急騰となり2014年1月16日には947円と1年強で3.5倍化しました。ここをピークに下落となるものの5月19日の583円、10月17日の580円と2点底となったあと、反発となり2015年5月12日には935円の2番天井をつけました。ここから9月4日の707円まで押し目を入れ、10月30日の856円まで反発するものの、業績下方修正を受けて、短期の下降トレンド(A)入りとなりました。この中で今年の4月6日に491円で底打ちとなり、5月2日の505円、6月2日の515円と順上げの3点底となって下降トレンド(A)を上にぬけ、6月7日に596円で買転換となりました。押し目待ち有利の形といえます。
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(5981)東京製綱
四季報によると、ワイヤロープ堅調も、タイヤ用コード低迷。道路安全設備が想定割れ。営業外に為替差損。17年3月期はエレベーター用などワイヤロープ、タイヤ用が横ばい。ただ炭素繊維ケーブル(CFCC)伸長。CFCCはインドネシア送電線向け中心に、米国でも16年度に新工場稼働で拡大。中国のタイヤコード現法へ56億円の追加出資、債務株式化で為替影響も回避。
5月12日決算発表。2017年3月期予想は、前期比、営業利益+2.3%、経常利益+25.8%の増収・増益。
2012年10月11日の78円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、2013年5月21日の185円まで上昇。その後、上値で185円をピークとする180円前後の上値抵抗ラインとして、下値は6月27日の107円を安値とする下値切り上げの形(A)となっていましたが、2014年5月21日の120円を安値に上昇トレンド(B)となり、12月19日に256円の高値をつけました。12月19日の256円をピークに2015年5月28日の246円、12月3日の230円と順下げの三尊天井となって下放れし、今年の2月12日に128円で底打ちとなりました。ここから短期の上昇トレンド(D)となって5月31日に162円で買転換となっています。
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(9997)ベルーナ
四季報によると、輸入食品の丸長買収し30億円増収効果。婦人服通販が絶好調、通販代行も復調だが不動産販売が遅延。増益は会社計画止まり。17年3月期は丸長通期寄与。婦人服は不稼働顧客の発掘進み、ベビー用品黒字化。高水準の広告・出店費こなし続伸。婦人服の在庫特売媒体が40~50代に反響。店舗販売でも、洗えるプレタ着物が若者や外国人に人気、同分野で売上首位。
5月11日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+31.5%、経常利益+54.8%と大幅増収・増益見通し。
2013年半ばから2014年10月までの安値圏のもみあいの中で、2014年10月17日の439円を安値に急角度の上昇となって上放れし、上昇トレンド(B)を形成しました。この中で2015年8月4日の779円まで上昇し、ここをピークに急落となって上昇トレンド(B)を下に切り、9月7日の543円まで下落しました。
ここから戻りにはいって11月27日に739円まで上昇するものの、2番天井となって大幅下落となり、今年の2月19日には486円と年初来安値を更新しました。ここから3月30日の594円まで反発後、三角保ち合い(C)となって上放れし、5月12日に644円まで上昇して600円をはさんだもみあいとなり、6月9日に625円で買転換となりました。
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