(1815)鉄建
四季報によると、受注は前期比16%減計画。JR、官公庁向け中心に手持ち工事は最高水準。粗利率改善し営業増益。17年3月期は採算重視の受注を徹底、豊富な手持ちを順調消化し、施工効率化で労務費高こなす。土木、建築とも粗利率改善し営業益続伸。東京五輪の競技施設となるアクアティクスセンターと有明アリーナの建築工事をJV受注。リニア関連の受注も有力。
5月13日決算発表。今期業績見通しは、売上は小幅減ながら、営業利益、経常利益ともに大幅増益。
同社はリニア新幹線や首都高速大規模改修、東京五輪に向けての再開発に関連する材料を持つ。景気対策関連。
2013年6月7日の101円を安値に上放れとなって9月17日の381円まで上昇。ここを高値に2014年2月4日の255円を安値とする上値を切り下げる直角三角形の保ち合い(B)となるが、その中で2014年5月21日の265円を安値に急騰、上放れとなり9月2日には534円のピークをつけました。ここから本格調整入りとなって下降トレンド(C)を形成しました。この中で今年の2月12日の214円の安値をつけ反発となって300円手前で横向きのもみあいとなり、5月18日には297円で下降トレンド(C)を上にぬきつつあります。
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(5612)日本鋳鉄管
四季報によると、水道用鋳鉄管は厚労省の水道整備費積算基準改定で需要減。単価も低下。原料安も及ばず減益。減配。17年3月期も主力の水道管は需要停滞。競争激化による市況軟化も続く。水道用付属品販売やリサイクル事業を増やしても利益は伸び悩み。施工性や耐久性を改善した新型耐震ダクタイル鋳鉄管でコア事業を強化。ガスメーターのリサイクル事業にも注力。
4月28日決算発表。2017年3月期予想は、前期とほぼ変わらず。
※上水道向けタグタイル鉄管が主力で、熊本地震の復興特需が想定され4月19日に一時209円まで上昇。
2012年6月4日の133円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、2013年2月1日の286円まで上昇(A)。ここから短期の下降トレンド(B)となって、この中で6月27日の195円まで下げて、10月21日の265円まで反発し、三角保ち合い(C)となり、上放れとなって2014年8月27日には303円の高値更新となりました。ここをピークに本格調整となって急角度の下降トレンド(D)入りとなり、今年の2月12日の128円、4月14日の127円とダブル底のあと、熊本地震特需期待で4月19日には209円まで上昇。その後、買われ過ぎから5月6日の146円まで下げてリバウンドにはいってきています。
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(7504)高速
四季報によると、首都圏スーパー軸に柱の容器が順調増。値下げ圧力かわし営業益回復。50周年記念配。17年3月期は関東物流センターテコに新規開拓進捗し容器拡大。包装・食品加工機も堅調。仕入れ見直しで利益上伸。100人体制で運用開始の関東物流センター(千葉・柏市)は首都圏市場攻勢の要衝に。関東圏の既存施設を順次集約。新規開拓で成長図り、毎期増配にも意欲。
5月6日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+3.18%、経常利益+1.9%の増収・増益。
2012年7月25日の606円を安値に三角保ち合いを形成し、この中で11月12日の637円を安値にアベノミクス相場にサポートされ、上放れとなって急騰し2013年5月9日には1050円の高値をつけました。ここから調整入りとなって2014年の2月4日の821円まで下落後、おおよそ820~960円のボックス相場(C)となりました。この中で2014年10月17日の836円の安値をつけて、ゆるやかに下値を切り上げる形となって、ボックス(C)を上放れし今年の1月4日に1123円となって、2013年5月9日の1050円を更新する高値をつけました。ここをピークに短期の下降トレンド(D)となって5月6日に830円の安値をつけ、反発となって5月10日に879円で買転換となっています。
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(8014)蝶理
四季報によると、繊維は海外の素材好調。ただ化学品は市況安、子会社化のミヤコ化学はのれん償却負担。前号より増益幅やや縮小。17年3月期は繊維が素材中心に堅調。製品も生産効率化が進み採算良化。化学品も原料価格安定し収益改善。営業増益続く。ベトナム現地法人は秋までに設立、素材分野中心に取り扱い。トルコ・イスタンブールには駐在員事務所を開設。
4月25日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+11.8%、経常利益+16.0%の2ケタ増収・増益予想。
2014年3月20日の1069円を安値に急角度の上昇トレンド(A)となって、この中で2015年5月26日の2066円の高値をつけました。ここをピークに本格調整入りとなり、8月25日の1437円まで下げて、12月1日に1850円まで反発するものの、ここが2番天井となって短期の下降トレンド(B)となりました。この中で今年の2月12日の1341円、4月8日の1346円とダブル底に近い形となって反発し、4月25日の好決算を受けて4月27日に1653円と3月14日の1643円を上回りましたが2山形成した形となって、ここから押し目を形成する動きとなりました。次の上昇で1653円を終値で上回れば一段高となる形といえます。昨日は△31円の1540円と短期の買転換となっています。
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(1865)青木あすなろ建設
四季報によると、受注13%減計画が前期並みへ上振れ。建築軸に粗利率大幅改善。会社営業益は再増額必至。17年3月期は土木、建築とも手持ち工事が高水準。建築は民間設備投資関連が増勢。労務費高あっても施工効率アップで粗利率小幅改善。営業増益続く。風力や太陽光など発電設備は調査、用地造成から基礎工事など取り組み拡充。協力会社の優秀技能職へ報奨金実施。
5月10日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+7.5%、経常利益+5.1%の増収・増益予想。
2012年11月13日の437円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、2013年1月11日の600円まで上昇するものの、4月2日の452円まで反落したあとは、下値を切り上げる直角三角形の保ち合い(A)となりました。この中の煮詰まったところで2014年5月20日の550円を安値に急騰となり、角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。2015年4月23日の945円でピークとなり、上昇トレンド(B)を切って10月1日の722円まで調整となりました。ここからの反発で10月30日の909円、11月11日の904円とダブル天井に近い形となって、短期の下降トレンド(C)となり、今年の2月12日には587円までの大きな下落となりました。しかし、売られすぎからの反発となって3月25日には784円まで戻し、そのあと大幅下落となって5月2日に641円まで下げて反発となり、5月12日に買転換となりました。
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