(4228)積水化成品工業
四季報によると、食品容器やトレー用途等の汎用製品が石油系原料安で採算急改善。25期ぶり最高純益。17年3月期は自動車部材用途が北米好調。搬送資材用も液晶業界向けが数量上向く。が、汎用製品の利幅縮小。軽さと高い緩衝性で自動車部材用途として需要高まる。日系自動車メーカーに供給。現地生産増えているメキシコにも成形工場を建設、今夏稼働へ。
4月27日決算発表。2017年3月気予想は、営業利益+7.5%、経常利益+11.1%の増収・増益。
2012年10月15日の164円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)となり、この中で2014年5月21日の259円を安値として急騰し2015年1月14日には492円まで上昇しました。この高値圏でもみあって5月19日に496円と高値更新したところがピークとなり、ダブル天井に近い形となって短期の下降トレンド(C)を形成しました。この中で8月25日の348円まで下落したあと、ゆるやかに下値を切り上げる形となって下降トレンド(C)を横にぬけて12月24日の423円まで上昇するものの、ここを戻り天井にして再び短期の下降トレンド(D)となりました。この下降トレンド(D)の中で、今年の4月8日の291円の下ヒゲを出してもみあい、4月21日に339円で買転換となって下降トレンドを上にぬけています。
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(3946)トーモク
四季報によると、段ボールは値上げ未達も、数量が想定超。住宅も堅調。保険特益。17年3月期は段ボールが長野工場稼働や前期稼働の神戸フル操業で数量上積み。住宅は増税前特需やマイナス金利が追い風。営業増益。
中芯減らし軽量化したTM段を拡販、商品を直接包む紙器分野に攻勢。輸入住宅は初のサービス付き高齢者住宅を2月竣工、個人住宅以外の需要開拓図る。
2017年3月期予想は、営業利益+29.7%、経常利益+24.9%の2ケタの増収・増益。
2011年の東日本大震災後の3月15日に160円の大底を打って、3月31日の264円まで反発後、底値圏での三角保ち合い(A)となりました。それが煮詰ってきたところの2012年11月15日の218円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上放れし、2013年12月30日には365円の高値をつけました。ここをピークに調整入りとなり、2014年2月10日の329円を上値の基点、5月21日の252円を下値の基点に下向きの先細り三角形の下げ方となりました。この中で今年の1月21日の240円で底打ちとなり、2月12日の240円をダブル底にして反発し、もみあって4月8日に250円の下ヒゲを出したあと、5月9日の289円で買転換し、上放れの形となりました。
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(1975)朝日工業社
四季報によると、受注は6%増830億円の勢い。想定以上の完工粗利率上昇と工事数小幅増で営業益上伸。17年3月期は厚い受注残消化で完工小幅増。ただ、粗利率が若干低下で設備工事に反落懸念。液晶向け機器製造好転も及ばず。特配で17円配継続か。
底堅い首都圏再開発に加え、工場向けなど顧客基盤拡充も同時に狙う。本店・本社建て替え完了は18年にずれ込む。
4月28日時点。2016年3月期予想を営業利益、経常利益ともに2ケタの上方修正
2012年11月8日の233円で底打ちとなり11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、急角度の上昇トレンド(A)となって2013年9月19日の387円まで上昇し、10月8日の334円まで押し目を入れた後、角度の小さい上昇トレンド(B)の中で2015年12月8日の515円の高値をつけ、今年の2月12日に400円まで下げて2月29日に451円まで反発し、ここから下げて4月1日の413円で2番底となり、4月8日に437円で買転換となっています。4月22日に454円まで上昇して終値は453円となって2月29日の戻り高値451円を上回って引けましたので押し目買い有利の形といえます。
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(9368)キムラユニティー
四季報によると、主力の物流サービスは国内の格納器具製品が堅調。米国の物流業務も続伸。車検費用の一括処理で自動車サービス低下でも増益。17年3月期は国内の格納器具製品鈍化。が、海外は米国、中国とも続伸。自動車サービス復調もあり営業益順調増。軽自動車の中古車買い取りで東京の『カーセブン』と提携。一段強化へ。倉庫内物流業務は非自動車分野の受注も注力。
4月27日決算発表。2017年3月見通し営業利益+7.7%、経常利益+24.0%の増収・増益予想。
2011年3月11日の東日本大震災直後の3月16日の601円を安値に、現在まで上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2012年11月14日に710円の安値からアベノミクス相場にサポートされて2013年5月1日の1030円まで上昇し、6月7日の852円まで押し目を入れて、三角保ち合い(B)となりました。この中で煮詰まり2014年10月17日の920円を安値に上放れとなり、2015年8月17日には1678円の高値をつけました。ここをピークに買われ過ぎから本格調整となって下降トレンド(C)へ転換し、今年の2月12日に1012円で底打ちとなっています。ここから自律反発して3月15日の1200円まで反発後、再下落となり4月8日に1037円まで押し目を入れもみあって下降トレンド(C)を横にぬけつつあります。
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(4968)荒川化学工業
四季報によると、製紙薬品は東南アジア拡大で国内低迷補う。化成品は接着剤が紙おむつ向け好調。電子材料も後半にかけ回復。17年3月期は製紙薬品の販売減響く。が、新興国の紙おむつ向け接着剤が好調。スマホ向けなど電子材料回復も続く。最高純益水準。中四国向けに製紙用薬品供給する徳島工場閉鎖。紙媒体の電子化に伴う国内需要減に対応。国内拠点の再編成進める。
5月9日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+4.4%、経常利益+5.2%の増収・増益。
2012年10月11日の593円で底打ちとなり、11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて、2013年11月5日の989円まで上昇し、ここでいったん三角保ち合い(A)となりました。その後2014年の5月下旬に上放れて急騰となり、6月30日の1353円まで上昇し、ここで10月16日の996円まで下げた後、再上昇となり2015年6月24日には1547円の高値をつけました。ここをピークに調整入りとなり9月7日の978円まで下落し、短期の上昇トレンド(B)となるものの、この中で11月4日の1227円、12月30日の1222円とダブル天井に近い形となって再下落し、短期の下降トレンド(C)へ移行しました。この中で今年の2月12日の911円、2月24日の902円と2点底をつけ、上値では990円前後で3山形成となって900~990円の小さなもみあいとなっています。決算発表も終わり2017年3月期も順調予想ですので期待したいところです。
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