前週の動きから:岩崎電[東1](6924)は低位材料株物色の流れに乗るか
4月15日の東証1部市場の値上り率上位30位に、日理化[東1](4406)・レナウン[東1](3606)・若築建[東1](1888)・不動テトラ[東1](1813)・兼日農[東1](7961)といった低位材料系の銘柄が入りました。
業績面や今回の熊本地震の発生が手掛かり材料となっていますが、12日~14日の3日間で日経平均株価は、1159.92円上昇。1万7000円のフシを目前に上げ一服。買い戻し一巡したとの見方が出ていますが、投資マインドは上向いてきましたので、低位の出遅れ感のある銘柄の底上げは期待出来そうです。
16日付の日本経済新聞朝刊が「政府は国内総生産(GDP)600兆円の実現に向け、先端技術や省エネルギーなどの分野別の目標値を固めた。人工知能(AI)やロボットといった成長分野を30兆円規模の市場に育てる。経済成長の新たなけん引役を重点的に支援する。」と伝えています。
17年度にもホテルなどのサービス業にも広げ、省エネ設備への切り替え需要を増やすもようです。ここから注目されるのが、岩崎電[東1](6924)です。3.11の東日本大震災の後、計画停電の実施で、電力供給不足、省エネ指向の高まりからLED照明が拡大するとの期待が高まりましたから、再度LED関連に市場の関心が向く可能性はあります。
また、同社は前2016年3月期減益見込みですが、四季報では今2017年3月期営業利益は上向く、増配含みと観測しています。5月10日に予定される本決算の内容次第では反騰相場に入ることも想定されます。
チャート的には、昨年11月27日高値293円から2月12日に年初来の安値169円と42.3%調整。4月6日安値174円と売り直されて底値を確認し上昇しています。PBR0.54倍と割り負けしていますし、上値抵抗線の26週移動平均線(217円)を突破出来るか注目されそうです。
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