(2810)ハウス食品グループ本社
四季報2015年秋号によると、主力のルウは前半不冴えだが、特売抑制により徐々に採算改善。飲料『C1000』は好採算の瓶が伸長。海外も米国好調。人件費・原料高を吸収。が、値上げでルウの数量想定以下。増益も前号比減額。
アジア系人口の増加と健康志向追い風に豆腐好調、今後は非アジア人狙い拡販へ。中国は沿岸部から内陸都市にも進出進む。シチューは今季新商品増やし攻勢。
10月30日決算発表済み。
2012年11月16日の1246円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成しています。この中で2013年5月10日の1800円まで上昇後、6月7日の1430円まで下落し三角保ち合いとなっていましたが、煮詰まったところで横もみあいの上放れのあと、2014年2月4日の1485円まで押し目を入れて、角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行しました。この中で今年の4月9日の2700円の高値をつけて反落となり、その後の戻りで8月6日の2593円が戻り天井となって下落に転じ日経平均の急落につれ安して、9月29日の1945円の安値をつけ、この水準でもみあって10月5日に1945円とダブル底の形となって10月23日に2076円で買転換となっています。上昇トレンド(A)にサポートされて反発した形となっており当面はリバウンド狙いとなります。
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(3526)芦森工業
四季報2015年秋号によると、柱の自動車安全部品はシートベルトなど国内が納入先の減産響くが、海外が新規車種寄与し上向き。メキシコ工場本格稼働も貢献。管路補修用ホースの出足鈍いが防災関連戻る。為替差益見込まず。
子会社が原州市に自動車用安全部品の自社工場を16年初稼働で建設。従来、賃借工場で生産していた安全部品も新工場へ移管。国内は本社工場の設備合理化推進。
タカタの不良品の代替として急動意。同社は消防用ホース大手ですがエアバッグ関連製品も手掛けており、タカタ製エアバッグ用インフレーターをめぐり日米の大手自動車メーカーのほとんどが採用を中止すると発表。同社に代替需要が拡大するとして買い注文集まる。
2012年6月4日の86円を底値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ2013年3月13日の190円まで上昇しました。ここから調整入りとなって下向きの先細三角形となり、この中で2014年5月21日の115円で底打ちとなって急騰し7月14日に308円の高値をつけました。ここをピークに急騰後の調整となって下降トレンド(C)となって今年の1月26日の154円まで下落し、ここから6月7日の238円まで反発するも再下落となって8月25日に153円とダブル底の形となりました。ここでもみあって9月14日に191円で買転換となり、先週はタカタ製品のトラブルで上昇し大商いとなっています。押し目あれば買いチャンスとなります。
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(5803)フジクラ
四季報2015年秋号によると、上期電装は国内の輸入原価高や中国顧客の減産響く。反面、光ファイバー・光部品に円安の追い風。主要顧客を呼び戻したFPCもスマホ既存機種が想定以上。不動産が安定的に収益下支え。1円増配。
アクティブ光ケーブルはデータセンターに照準、4K・8Kへ展開も。ファイバーレーザーの量産技術確立急ぐ。メディカルは米国補聴器など今期20億円。
10月29日決算発表。売上営業益上昇修正。
2012年11月14日の211円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(A)→(C)となっています。まず上昇トレンド(A)の中で2013年5月23日の434円の高値をつけて9月2日の332円まで調整し、ここから大幅上昇となって2014年1月17日の538円まで上昇し5月12日の418円まで下落してボックス相場(B)へ移行しました。このボックス相場の中で11月21日の426円を安値に上方修正を受けて大幅上昇となり、今年の6月24日には741円の高値をつけました。ここをピークに600円台後半でもみあっている時に中国ショックから日経平均の急落につれ安し9月29日の481円まで下落して上昇トレンド(C)にサポートされて急反発し10月23日に578円で買転換となって10月30日に630円まで上昇しています。
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(3401)帝人
四季報2015年秋号によると、炭素繊維は圧力容器・航空機向け繁忙。痛風治療剤、国内在宅医療も着実増。構造改善効果が発現。原油安が想定以上に進行し樹脂の利幅改善加わる。営業益増額。減損は残っても軽微。6円に増配。
米国の在宅医療再構築策は今年度中に詳細公表。米ゼネラルモーターズと共同開発中の熱可塑性CFRPは商業化に向けた最終段階、米国生産を検討中。
11月2日決算発表。中国の経済減速の影響を想定し通期の売上高を下方修正するものの原料価格の低下によって利益の拡大。営業利益と純利益を上方修正。
2012年11月13日の156円を底値に中長期上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2014年10月17日の237円を安値に急角度の上昇となり、短期上昇トレンド(B)へ移行し今年の6月2日の498円、6月24日の499円とダブル天井を形成しました。その後7月6日に460円で売転換となって下落に転じ8月後半に中国ショックで日経平均が急落し、つれ安して8月25日に361円まで下げ、その後戻り弱く9月29日の345円で当面の底打ちとなりました。8月25日の361円、9月8日の348円、9月29日の345円と順下げの3点底となって反発し10月5日に389円で買転換となって11月11日に435円まで反発しています。
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(8218)コメリ
四季報2015年秋号によると、新規出店は30店程度(前期28店)を計画。既存店は主力の農業用品・資材、DIYなどを中心に底打ち。緩慢ながらも下期にかけ改善へ向かう。円安進行は逆風だが好採算のPB商品強化や光熱費削減などコスト抑制に注力。新店費こなし増益。
旧式中大型店を積極改装、DIYなど強み分野の充実とともに在庫種類数減らし効率化。プロ向け商品の開発推進。
10月27日決算発表済。前回と通期予想変わらず。
2012年11月12日の1883円を安値にアベノミクス相場にサポートされて11月29日に2013円で買転換となり、急騰となって2013年5月8日には3200円まで上昇しました。その後の動きは3200円を高値とし1883円を安値とする下値切り上げのチャートの動きとなっています。2013年6月26日に2287円まで下落したあとは、この水準を安値にもみあって2014年5月1日に2900円の戻り高値をつけ再下落となって10月17日の2233円、今年の1月16日の2264円と2点底をつけて3月6日の3105円まで上昇、ここを高値に三角保ち合い(B)となって上放れし、8月4日には3155円の年初来高値となりました。ここをピークに日経平均の急落につれ安し8月25日の2503円、9月29日の2533円、10月28日の2482円と3点底をつけて反発し11月6日に2696円で買転換となっています。
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