(7224)新明和工業
四季報2015年夏号によると、特装車は販売高水準、工場フル稼働続く。航空機は民間向け漸増だが、防衛省向けの生産進捗し拡大。産機・環境はゴミ中継施設が伸びる。パーキングも採算改善。ただ人件費増加。特装車の外注費や償却負担も膨らみ営業益の伸びは小幅。
前期比2・3倍に拡大。航空機は増産対応と新機種準備で40億円。老朽化したタイの特装車部品工場更新も検討。
ダンプトラックやコンクリートミキサーなど、架装事業が伸びており航空機部品の開発、製造を手がける航空機事業も好調。
7月30日の決算発表では2016年3月期を上方修正
2012年9月6日の365円を安値に10月5日に408円で買転換となり、11月中旬からのアベノミクス相場のスタートを受けて、上昇トレンド(A)を形成し、2013年5月21日の898円まで上昇しました。ここから6月7日の681円まで押し目を入れたあと、上昇角度をややゆるやかにする上昇トレンド(B)へ移行しました。
この中で、2014年10月16日の891円を安値に急角度の上昇となり、今年の3月2日には1395円の高値をつけました。ここをピークに買われ過ぎからの短期下降トレンド(D)となっていましたが、7月29日の1055円の安値をつけたあと、7月30日の決算報告で業績の上昇修正を受け急騰となって1256円で買転換となりました。押し目買い有利の形といえます。
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(6967)新光電気工業
四季報2015年夏号によると、柱のMPUパッケージはPC市場停滞響き数量横ばい。ただ下期に高単価の新製品が増え、若干上向く。スマホや車載用のリードフレーム続伸。半導体装置向け部品も好調。円安効果増大。営業益反転し倍増以上に。為替差益は見込まず。
製造工程見直しで生産能力拡大。半導体装置向け静電チャックの受注増に対応。脱・PC依存を狙い製品拡充急ぐ。
7月30日決算発表。2016年3月期予想は4月28日発表と同じく増収・増益に変化なし。
2012年11月9日の446円を安値に、この月からのアベノミクス相場にサポートされて、急騰し2013年5月23日に1299円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(A)入りとなりました。この中で、下値では下げ角度が①→②→③とゆるやかになり、下降トレンド③で2014年10月23日に595円で底打ちとなりました。ここから反発となって下降トレンド(A)を上に抜け、今年の5月21日には1070円の戻り高値をつけました。上昇幅の1/2押し(833円)を少し切った805円まで押し目入れてもみあったあと、決算発表を受けて、7月31日に927円で買転換となりました。2016年3月期の好業績は、かなり織り込んでおり下げすぎからのリバウンド狙いとなります。
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(6504)富士電機
四季報2015年夏号によると、買収のタスコ社とSMBE社が寄与開始。電子デバイスは産業向け等パワー半導体続伸。内需堅調受け産業インフラ伸長。電力関連も堅調。国内の食品流通の落ち込みも軽くこなし営業益続伸。増配か。
北米でサービス事業強化。M&Aも視野に、自社製品の保守を現地で実施できる体制を構築。食品流通は海外で拡大。中国に続きタイでも販売会社設立へ。
7月30日決算発表。2015年4~9月期の連結純利益が前年同期比、1%増の20億円になりそうだと発表。従来予想は49%減の10億円で一転増益となる。通期は据え置き。
2012年11月13日の151円を安値にアベノミクス相場にサポートされ、11月26日に175円で買転換し、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2014年1月23日の519円まで上昇しました。ここから上昇トレンド(A)を少し下に切って2月4日の406円の安値をつけ、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行し、7月31日に549円と高値更新となりました。この549円から10月17日の421円まで押し目を入れ、今度は角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行し、今年の4月23日には617円と昨年来高値を更新しました。ここをピークに買われ過ぎからの調整となりましたが、上昇トレンド(C)にサポートされて、7月9日の487円、7月30日486円とダブル底をつけたあと、決算発表を受けて買いなおされ8月4日に531円で買転換となりました。
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(7942)JSP
四季報2015年夏号によると、押出発泡は消費増税の影響薄れ住宅や家電向け復調。ビーズ材は北米での自動車増産が牽引。原材料価格低下が寄与。国内子会社の定額法への切り替えで減価償却費も軽減。工場建設で補助金特益。
自動車関連の海外増産、発泡ポリプロピレン『ピーブロック』に次ぐ第2の柱の育成を主体に、3年後営業益88億円目標。自動車関連のインド工場建設延期。
7月30日決算発表。2016年3月期予想は4月30日発表と変わらず増収・増益のまま。
2012年10月12日の995円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場を受けて、11月28日に1078円で買転換となり、現在まで上昇トレンド(A)が継続しています。この中で2014年10月17日の1684円を安値に急上昇となり、今年の3月6日に2644円の高値をつけました。ここをピークに買われ過ぎからの調整となって、2/3押し(2004円)を下回る大きな下げとなって7月9日に1860円でいったん底打ちとなり、決算発表を受けて7月31日に2092円で買転換となっています。
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(4182)三菱瓦斯化学
四季報2015年夏号によると、JSP子会社化で売上高1190億円、営業益70億円弱上乗せ。特殊機能材はタイ新工場が稼働本格化。PTA撤退効果もあり営業増益。ただメタノール市況軟化で持分益縮小。特益減。増配。
17年度売上高7000億円、経常益550億円目指し8中核事業に経営資源集中。M&A意欲。26%出資のトリニダード・トバゴのメタノールは18年生産開始。
8月3日決算発表。2015年4-9月期に関して連結純利益が全前年同期比32%減の140億円へ。(従来予想は120億円)
2012年10月1日の362円を安値に大底圏でのもみあいのあと、11月2日に411円で買転換となり、この月の中旬からのアベノミクス相場にサポートされ急騰となって上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2013年5月22日の878円、9月24日の911円、12月10日の874円と3尊天井を形成し、調整入りとなり下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で2014年5月12日に534円の安値をつけて反発するものの、下降トレンド(B)を上にぬけても9月30日の715円、11月14日の714円とダブル天井となってしまいました。ここから今年の1月27日の512円で昨年来安値更新となったあと、もみあって4月6日に569円の2点底の形となって反発し、6月11日の761円の年初来高値となりました。ここを当面のピークにして日経平均の急落につれ安し、7月9日に614円まで下げましたが、徐々に戻りを試す動きとなり、8月3日の決算の上方修正を受けて720円まで上昇し押し目をつくっています。
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