(5706)三井金属鉱業
四季報2015年夏号によると、非鉄大手。自動車部品、電子材料など川下分野に注力。銅箔は世界首位級。製錬は合弁に集約
機能材料32(8)、金属27(9)、自動車機器22(5)、関連19(4)【海外】41 <15・3>
スマホ向けなど極薄銅箔が続伸。自動車部品も資材の現地調達やVE進む。カセロネス銅山の減損なくなり経常益膨らむ。影響大きい亜鉛市況は1t2200ドル前提(100ドル上昇で6億円増益に)。
220億円かけ水力発電所を大更新。電力会社へ売電し投資収益率7%計画。洪水で2週間停止したカセロネスの今夏フル操業やや微妙。配当性向2割目指す。
2012年7月25日の145円を底値に大底圏での小さな三角保ち合い(A)を形成し、その煮詰まったところで、11月13日の155円を安値にアベノミクス相場がスタートし、上放れとなって2013年5月22日の278円まで上昇。ここから6月21日の201円まで押し目を入れて、その後は上昇トレンド(B)を形成しています。この中で、12月30日の327円、2014年の8月26日の328円とダブル天井をつくって、三角保ち合い(C)となっていましたが、今年の1月16日の245円を安値に上方修正を受けて6月11日には374円の高値をつけました。ここをピークに日経平均の下落につれ安して大きく下げています。現時点の業績からみると売られすぎのゾーンにはいってきていますので、安いところを買って水準訂正を待つスタンスとなります。
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(6584)三桜工業
四季報2015年夏号によると、自動車用の各種チューブや集合配管などを製造、国内シェア約4割。独立系。世界に工場多数。自動車部品98、電器部品1、設備他1【海外】72 <15・3>
自動車チューブ、集合配管は国内向けが需要低迷で苦戦。が、新車投入活発な北米が伸長。アジア向け回復。中国新工場の本格稼働も寄与。近年の積極投資による償却負担増こなし営業益続伸。繰延税金資産取り崩しの影響消える。増配続く。
好採算の直噴エンジン向け燃料配管は20年に1000万台へ、15年比6倍増に。電動化に向け排熱用部品等開発強化。
2015年3月期は、予想をやや下回りましたが、2016年3月期は増収・増益予想となっています。
2012年10月10日の430円を安値に小さい三角保ち合いを形成していましたが、11月中旬ごろからのアベノミクス相場にサポートされ、11月19日に491円で買転換となって、急騰し2013年5月21日の845円まで上昇しました。ここから調整入りとなって2014年5月12日の614円まで下たあと、10月17日の649円を2点底にして、再上昇となり今年の3月25日には920円の高値をつけました。ここから押し目の浅い調整をしていましたが、日経平均の急落につれ安し、大きな下げとなったあと反発に転じています。
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(8078)阪和工業
四季報2015年夏号によると、独立系の鉄鋼商社。鋼材市場で存在感大。非鉄や水産物輸入など総合化推進。中国にも強い。鉄鋼49(2)、金属原料7(0)、非鉄5(1)、食品5(1)、石油・化成品24(1)、他10(0)【海外】26 <15・3>
主力の鉄鋼卸は建材向け底堅く、産機向けが堅調で数量一段増。円安一服で非鉄の在庫評価損縮み、部門益急反発。石化も好転。取扱量増を背景に、連続営業増益。営業外の為替差損見込まず。増配。
鋼材卸は内需減退を見据え『そこか』(即納・小口・加工)戦略が奏功。取扱量は前期1042万tと過去最高。タイやインドネシアにも同戦略を移植し開拓。
2016年3月期は2ケタの増収・増益予想
2012年11月13日の250円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)入りとなり、2014年1月16日の576円まで上昇しました。ここをピークに調整入りとなり上昇トレンドを切って2014年4月11日の358円まで下落し、400円を挟んだもみ合いのあと10月21日の359円まで下げてダブル底の形となり、ここから上昇トレンド(B)へ移行しました。適度の調整を入れながらの上昇となって今年の6月4日には2016年度2ケタの増収・増益を好感し、597円となって昨年の高値576円を更新しました。ここから押し目を入れてもみあっている時に日経平均の急落につれ安していますが、割安感のある銘柄ですので押し目買い有利といえます。
(8078)阪和興業" width="350" height="400" class="alignnone size-full wp-image-51071" />
(9070)トナミホールディングス
四季報2015年夏号によると、特積み、3PLの貨物量順調増。上期に運賃値上げ一巡だが、車両の運行効率上げ、用車費高や人件費増抑制。燃油費下落も寄与。流通センター増設に伴う償却費増を吸収し連続営業増益。増配も。
最終の17年度メドに営業利益60億円、ROE7%(14年度5・9%)を目指す。自己株買い、増配積極推進。包括的な営業体制の構築、営業情報共有化進める。陸運 時価総額順位 5/26社
2011年3月11日の東日本大震災直後の3月15日に86円の大底をつけ、その後はゆるやなか上昇トレンド(A)を形成していました。この中で、2014年10月17日の224円を安値に上昇トレンドを上放れとなって急騰し、今年の2月25日に522円の高値をつけました。ここから調整入りとなって6月29日の379円、7月9日の369円の2点底をつけて、7月13日に420円で買転換となっています。富山県拠点の路線トラック大手であり、原油価格の下落が収益力を高めています。
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(6715)ナカヨ
四季報2015年夏号によると、柱のビジネスホンは中小企業の投資意欲鈍い。機能追加した新商品投入でも横ばいやっと。だがシステム構築が受注活動強化で官公庁向け中心に伸長。受託生産も新規客増える。外部指導による生産現場改善効果も発現。営業益反発。特益計上。
積極投資に需要伴わず中計練り直し。EMS拡大や新規販路の開拓により、3年間で営業益12億円台まで復元目指す。
2015年3月期は、業績下方修正となるも2016年3月期は2ケタの増収・増益予想。
中長期トレンドでは、2010年10月26日の146円を安値に下値を①→②→③と切り上げる上昇トレンドとなっています。この中で2012年11月14日の212円を安値に角度の大きい上昇トレンドへ移行し、2014年9月22日には439円の高値をつけました。このあと業績の下方修正を受けて10月28日に335円まで下落しましたが、2016年3月期の増収・増益期待から3月26日に402円まで反発したあと、日経平均の下落につれ安しています。
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