(6203)豊和工業
四季報2015年夏号によると、産業用機械の老舗。工作機械が主力。火器、防音サッシなど防衛需要大。道路清掃車両で首位
防衛省向け小銃の減少から火器の小幅赤字続く。前期大幅増の特装車両も減速。が、前期新機種投入による費用増に見舞われた工作機械は生産軌道化から黒字に。不動産賃貸(家電量販)のフル寄与もあり営業利益底打ち。為替差益見込まず。中国の生産現法、天津机床有限公司でMCの生産開始。セラミックシート積層機械など電子機械の販売を一段強化。
2014年3月期、2015年3月期とさえない展開続くが2016年3月期は2ケタの増収・増益予想
2011年9月26日の530円(分割前53円)を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2013年4月9日に1630円の高値をつけました。ここをピークにして上昇トレンド(A)を下に切り、9月3日の801円まで下落し、10月30日の940円まで反発するものの、下降トレンド(B)となりました。この下降トレンド(B)の中で、2014年5月7日の711円、10月17日の709円と底打ち後、安値圏での711~800円のボックス相場(C)へ移行し、ここを上放れする動きとなっています。今年の7月9日の716円を安値に7月15日に883円まであって終値は798円となり、買転換となりましたが押し目形成となっています。7月15日の883円は長い上ヒゲとなっていますが、これはあとで実体で埋めにくる可能性が高いといえます。
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(5949)ユニプレス
四季報2015年夏号によると、車体プレス部品は国内苦戦し、欧州も低調。中国は鄭州新工場等寄与するも、投資先行で赤字残る。が、高需要の北米の牽引続く。アラバマ工場も通期貢献。海外新工場立ち上げによる償却増をこなす。為替差益見込まず純益上向く。大幅増配。
筆頭株主の新日鉄住金が持株比率16%に引き上げ。プレス部品の軽量化など共同開発強化。ロシア新工場は建設中断。
車体プレス大手で日産自動車向けが売上の9割。
車体軽量化などに向け新日鐵住金と資本業務提携を強化。
2013年5月15日の2500円を高値とし、6月17日の1585円を安値とする三角保ち合いが煮詰まり、2014年4月10日1881円で買転換となって上放れし、6月30日の2453円まで上昇。ここを戻り高値に再下落となって、今年の1月14日の1892円で底打ちとなり、急騰となって3月10日の2595円の高値更新となりました。ここをピークに三角保ち合い(C)を形成し、煮詰まって上放れとなり6月8日には2895円と年初来高値更新となりました。1月14日の1892円からの上昇トレンド(B)を形成していましたが、2895円をピークに買われ過ぎからの調整となり、上昇トレンド(B)を切って7月9日には2275円まで下げて反発しているところです。
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(6937)古河電池
四季報2015年夏号によると、自動車用バッテリーは国内向け停滞。ただ海外でタイの補修用が膨らむ。産業用も国内のビル非常用電源、中国の鉄道用など伸びる。海外新工場の立ち上げ負担増、鉛価格高こなし営業益反発。増配。
3月より福島・いわき事業所の充電工程の新建屋、蓄電池組み立ての新設備等が稼働。工程圧縮し生産合理化。インドネシア新工場は15年6月にも本稼働へ。
7月17日の中間決算は、5月11日時点の予想を上回る増収・増益
2012年11月中旬からのアベノミクス相場のスタートを受けて、11月22日に375円で買転換となり、2013年5月22日の728円まで上昇後、500円台でのもみ合いが続いたあと12月30日の603円で上放れとなり、2014年1月9日には1220円までの急騰となりました。ここをピークに急騰後の調整となって5月21日の581円で1番底、8月8日の625円で2番底をつけ、再び急騰となって9月4日には1660円の高値をつけました。ここから本格調整となって下降トレンド(B)を形成していましたが、今年の7月9日に730円で底打ちとなり、7月17日の中間決算を受けて7月21日に965円で買転換となりました。
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(6972)エルナー
四季報2015年夏号によると、プリント回路の日系自動車向けは低調。だが、好採算のコンデンサーが顧客の生産台数増や採用電子部品点数増が追い風、欧米向け自動車用伸びる。稼働率も上昇。前期に効率悪化した海外工場も下期にかけて改善。営業益急回復。特損減る。
前期歩留まりが悪化したマレーシア工場は改装を加速、建屋の増設なども進める。自動車用を軸に付加価値品に注力。
2012年11月15日の76円を安値に、アベノミクス相場にサポートされて2014年4月10日の190円まで上昇。ここから5月21日の113円まで押し目を入れたあと、急騰となって7月8日には379円の長い上ヒゲをつける形となりました。押し目を入れたあと上ヒゲを実体で埋める動きとなりましたが、9月24日の350円まで上昇し、その後は押し目のあと10月6日の322円をつけ、結局は7月8日の379円、9月24日の350円、10月6日の322円と順下げの3尊天井となって急落となりました。
今年の7月9日には、107円の安値をつけスタートの昨年の5月21日の113円を下に切り、行って来いとなって底打ちの型となっています。7月9日に107円の安値をつけたあと、7月13日に111円の安値で526万株の大商いとなっていますので、底値を確認した可能性が高いといえます。
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(5191)住友理工
四季報2015年夏号によると、IFRS導入で20億円の営業増益要因。国内は一般産業用が牽引。自動車用は北米が好伸。中国は減速しつつもまだ拡大。アジアも上向く。欧州のリストラ効果も寄与し営業増益。減損消え純益浮上。
16年に名古屋駅前ビルにグローバル本社設置、経営企画部など移転。燃料電池用部材の製造会社を設立、量産対応進める。京都の産業用ホース工場を順次増強。
2012年10月10日の671円を安値にアベノミクス相場にサポートされて11月20日の762円で買転換となり、上昇トレンド(A)を形成。この中で2013年3月14日の1154円、5月8日の1170円と2山つくって調整入りとなり、6月7日の798円まで下落しました。ここから上昇トレンド(B)へ移行し、2014年6月23日に1187円と2013年5月8日の1170円を更新したところで、再び調整入りとなりました。その後は10月29日の855円、今年の1月16日の851円とダブル底に近い形となって反発し、4月16日には1168円まで上昇しましたが、昨年の高値1187円を突破できず、2015年の業績下方修正を織り込んで下落となりました。しかし、2016年度は大きく回復し黒字転換と予想されていますので、安いところは買って水準訂正を待つところです。
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