(6371)椿本チェイン
四季報2015年春号によると、マテハンは海外顧客の投資端境期。ただ主力の自動車部品が内外で好調。チェーン伸長。稼働率向上と原価低減が想定以上。営業増益幅拡大。増配幅上乗せ。16年3月期は自動車部品続伸。連続増配期待。
2月6日決算発表。11月7日の決算発表時の上方修正を維持。
2012年10月15日の375円、11月13日の378円とダブル底をつけた時点でアベノミクス相場がスタートし、11月20日に423円で買転換が出現、その後中期の上昇トレンド(A)を形成しています。この中で、2014年10月17日の780円を安値に業績の上方修正を好感して12月8日の1050円まで上昇、その後一旦材料を織り込んで調整となり、今年の1月22日の887円まで下落しました。ここからジリ高となって戻り歩調となり、2月17日に980円で買転換となっています。
(6363)酉島製作所
四季報2015年新春号によると、英子会社売却、ポンプ選別受注で売上伸び鈍るが円高期の不採算案件ほぼ一巡。中東などサービス子会社順調。システム導入費減。16年3月期は国内、海外とも受注上向く。設計標準化も徐々に寄与。
2月5日決算発表。10~12月期の経常は前年同期の1.44億円の赤字→3.84億円の黒字に転換。
2012年10月4日の500円を安値に11月2日の580円で買転換となり、11月中旬からのアベノミクス相場のスタートを受けて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、2013年5月13日の1124円まで上昇後、6月26日の743円まで押し目を入れ、再上昇となって2014年3月5日の1408円の高値をつけました。このあと業績下方修正を受けて急落し、5月21日に745円まで下落、ここから7月7日の950円まで反発後、三角保ち合い(B)を形成していました。この煮詰まったところで12月30日に867円で買転換となり、その後はじりじりと戻しを入れています。当面1000円は上値のフシとなりますので、下げすぎからの水準訂正狙いとなります。
(6383)ダイフク
四季報2015年新春号によると、保管・搬送システム世界2位。立体自動倉庫首位。米国の買収会社寄与。北米で自動車向け改造順調。国内ネット通販好調。半導体受注獲得や原価、販管費見直し進捗、会社計画まで増益幅拡大。16年3月期はアジア流通回復。買収会社約130億円貢献。
2月10日決算発表。営業利益、経常利益とも前回より上方修正。
2012年10月1日の381円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場のスタートを受けて11月14日の428円で買転換後、上放れとなりました。2013年11月25日の1381円まで上昇後、2014年2月4日の1116円まで押し目を入れて3月11日の1526円まで上昇して高値を更新、ボックス相場(A)へ移行しました。このボックス相場(A)の中で、2014年10月17日の日経平均の急落につれ安して1074円まで下げましたが、ここから12月8日の1463円まで上昇し、今年の1月16日に1226円まで押し目を入れて1月23日に1322円で買転換となりました。2月10日に上方修正したこともあり、2月27日に1573円まであって、終値で1556円となって昨年3月11日の1526円を上回り、約1年半のボックス相場(A)を上放れる形となっています。押し目あれば買い有利のチャートといえます。
(5998)アドバネクス
四季報2015年新春号によると、英国の医療機器向け特殊ばねが伸長。精密ばね、プラスチックはアジアで自動車向け、OA機器向けとも想定以上に伸びる。営業増益。子会社株式売却特益で中国持分のリストラ費用増を吸収。増配濃厚。16年3月期も医療機器向け続伸で増益。
2月6日決算発表。15年3月期見通しは増収増益。来期業績見通しも続伸の見通し。
2010年6月14日の149円を高値に下降トレンド(A)となり、この中で2011年3月15日の43円、11月22日の51円と2点底をつけて下降トレンド(A)を上に抜け、2012年2月22日の130円まで上昇しました。このあと再下落となって11月14日の65円まで下げたところでアベノミクス相場のスタートと上昇トレンド(B)となっています。現在はこの上昇トレンド(B)の中で、2014年10月17日の141円の安値をつけて、12月8日の211円と高値を更新し押し目を形成しているところです。
(9743)丹青社
四季報2015年新春号によると、商業施設など旺盛な需要受け、柱の設計・施工は受注順調拡大。施工効率化徹底で採算も向上。後半に外注費が一段かさむ懸念あるも、営業益高水準。税特殊要因消える。増配。16年1月期は飲食店関連などの受注残こなす。税負担平常化。
2月27日決算発表では、通期上方修正。
2013年8月8日の592円、2014年1月23日の609円とダブル天井に近い形となって下落し、5月21日の336円の安値をつけました。ここから業績の改善を受けて急上昇となり、短期の上昇トレンド(B)を形成しました。この中で11月6日の1088円まで上昇後、高値圏で三角保ち合い(C)となって下放れし、800円前後でもみあい下向きの先細三角形(D)の形となっていました。この先細三角形(D)の中で、今年の2月6日に771円の安値をつけたあと反発となり、3月2日に848円で買転換となりました。2月27日の決算発表で上方修正を受けての反発となっています。
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