(4027)テイカ
四季報2014年新春号によると、工業用酸化チタンはインク、塗料向けなどが数量低迷。が、微粒子酸化チタンは欧州の化粧品用が伸び、界面活性剤も堅調続く。原料高こなし営業益好転。年8円に増配。16年3月期は化粧品、洗剤用の国内外2新工場稼働させ増産。営業増益。
2012年11月13日の215円を安値にアベノミクス相場にサポートされ、2013年3月7日の361円まで上昇し、その後三角保ち合い(A)を形成しました。この中で、煮詰まりつつある途中の今年の5月8日に274円の安値をつけたあと、上方修正となって5月13日に291円で買転換となって急騰し、9月19日に514円まで上昇しました。ここをピークに日経平均の急落につれ安し、10月16日に402円まで下落し、その後は、10月21日の413円を安値に戻りに転じ、11月6日に468円まで上昇しました。ここから11月21日の421円まで押し目を入れて三角保ち合い(B)の煮詰まったところで、12月2日に465円で上放れ・買転換出現となっています。
(7995)日本バルカー工業
四季報2014年新春号によると、定期修理の繁忙年でシール製品復調。半導体、自動車向けも堅調。フッ素樹脂は中国で重電機器向けに増勢。シリコンウエハリサイクルも黒字化。利益回復歩調。16年3月期は海外向けシール製品回復。
10月31日決算発表。7~9月期経常益は84%増の7.7億円。通期を従来比17%増に上方修正。
2009年11月27日の147円からの中長期上昇トレンド(A)の中で、この147円を安値とし2011年2月7日の282円を高値とする三角保ち合い(B)を形成、この煮詰まったところで2012年11月14日の200円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(C)を形成しています。この上昇トレンド(C)の中で、今年の2月4日の261円、4月21日の261円とダブル底をつけて急騰し7月29日には365円まで上昇、その後買われ過ぎからの下落となって10月17日の281円まで押し目を入れて、12月5日に323円で買転換出現となっています。
(6315)TOWA
四季報2014年新春号によると、中国、台湾の半導体投資拡大を受け独自のコンプレッションタイプの封止装置が出荷伸長。競合少なく好採算。金型も順調で大幅増益。為替益膨らむ。創業者功労金特損3億円。16年3月期も半導体投資堅調。封止装置出荷は横ばい維持。小幅増益。
11月11日の決算発表で、15年3月期通期業績予想を大幅に情報修正。
2013年5月21日の813円を高値に下降トレンド(A)を形成し、この中で今年の2月4日に441円で底打ちとなりました。4月2日の549円まで反発後、5月8日の494円まで押し目を入れ、その後は上値・下値を切り上げる上昇トレンド(B)となっています。業績予想からみると、この水準から下げたところは買い有利といえます。
(4023)クレハ
四季報2014年新春号によると、腎不全薬の一時金を下期計上、薬価改定はね返す。PPS、PGA樹脂が拡大し、機能製品の赤字も急縮小。ただ農薬北米輸出に変調の兆し。通期増額見送り。16年3月期は機能品黒字化の一方、償却膨らむ。
2012年2月13日の427円を高値とし、10月15日の265円を安値とする三角保ち合い(A)の中で徐々に煮詰まり、2013年10月31日の378円で上放れとなって急騰、今年の1月6日に554円の高値をつけました。ここから2月4日の429円まで押し目を入れたあと上向きの先細三角形(B)を形成していましたが、10月17日の489円を安値に反発し、11月27日には592円まであって年初来高値更新となって、上放れの形となりました。現在、日経平均の急落につれ安となりました。
(7201)日産自動車
四季報2014年新春号によると、新車販売は545万台(前期比5%増)に下方修正。日本の増税反動減に加え中国やブラジルが鈍化。が、新型SUV好調な欧米が補う。海外生産増強による原価低減と円安効き増益。16年3月期は中国低調も北米続伸。国内緩やかに回復。増配へ。
2012年10月10日の639円を安値に11月中旬にアベノミクス相場がスタート、11月16日に738円で買転換となって急上昇し、2013年5月22日の1250円の高値をつけました。ここから下降トレンド(B)となっていましたが、この中で今年の2月4日に824円で底打ちとなり、900円を挟んだもみあいのあと上に抜けて12月8日に1147円の戻り高値をつけました。目先は、ここをピークに日経平均の急落と円安一服で反落していますが、日経平均が落ち着けば買い直される可能性が高い銘柄といえます。
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