(4041)日本曹達
四季報2014年秋号によると、上期に消費増税の反動と定修負担。が、主力の農薬は欧州向け殺菌剤が伸び盛り、下期に北南米市場の開拓効果も。為替は1ドル100円のまま。持分法会社の事業売却益で経常益上振れ。減損特損ない。
10月16日クレイディスイスが投資判断を「強気」継続し、目標株価を680円に増額。15年3月期の経常利益を会社計画の93億円を上回る111億円に上方修正。
2012年6月5日の275円を底値とする上昇トレンド(A)が2013年6月13日の安値446円を基点にやや角度の大きい上昇トレンド(B)となりました。この中で、11月18日の676円、12月19日の671円と2山形成して売転換となり、上昇トレンド(B)を下に切って今年の2月4日に539円まで下落しました。その後は、右側が末広がりとなる三角保ち合い(C)となり、この中で6月16日の510円、10月15日の516円と2点底をつけ、10月29日に588円で買転換となって、11月14日の656円と年初来高値更新となりました。
(6755)富士通ゼネラル
四季報2014年秋号によると、空調機の国内は前期の猛暑効果が消えて減速。ただ北米、中東など海外向けが想定以上。為替も期初想定(1ドル105円)より円高で推移し輸入コスト抑制。海外拠点での人員増こなす。営業益続伸。
10月24日決算発表。15年3月期の連結経常利益を210億円→250億円と最高益予想を19%上方修正。海外向け空調機や国内向け消防無線システムの好調が寄与。配当も2円増配。
2013年3月5日の702円を安値に上昇トレンド(A)を形成しました。この中で8月5日の1194円、10月25日の1229円、2014年1月28日の1236円と順上げの3山形成となって売転換となり、上昇トレンド(A)を下に切って3月27日の890円まで下落しました。ここから業績の上方修正を受けて大幅上昇となり、8月21日に1491円の高値更新となって当面のピークをつけ、日経平均の急落につれ安して10月16日の1124円まで下落となりました。ここを安値に急反発となって11月4日の1453円まで上昇するものの、悪材料が出て11月19日の1218円まで下げてもみあっているところです。現在三角保ち合い(B)を形成しております。
(3433)トーカロ
四季報2014年冬号によると、高機能皮膜を形成する溶射加工最大手。半導体・液晶製造装置部品向けが主力。溶射加工は柱の半導体向けが出足好調。客先の景況好転が追い風。鉄鋼や産機向けも尻上がり。液晶向け反動減や電気代上昇をこなし、営業益続伸。前号より増額。会社計画は増額後もなお保守的。
10月31日決算発表で、7~9月期経常益は5%増の8.8億円。中間期は通期にたいして進捗56%。
2012年からの中長期トレンドでみると、7月26日の1050円を安値に上昇トレンド①、2013年6月27日の1270円を安値に上昇トレンド②、今年の4月11日の1517円を安値に上昇トレンド③となって、①→②→③と上昇角度を高くしています。これは相場が人気化していっていることを示しています。現在は上昇トレンド③の中で、今年の10月1日に2423円の高値をつけて短期の下降トレンド(A)を形成していましたが、この中で10月29日に1909円の安値をつけたあと1900円水準を下値抵抗ラインとしてもみあい、徐々に下降トレンド(A)を横に抜けて11月21日に1900円の安値をつけて反発し、12月2日に2017円で買転換出現となって上放れの形となっています。
(5410)合同製鐵
四季報2014年冬号によると、採算重視で鋼材数量は通期微増程度。が、値上げの浸透に加え原料安の恩恵大。前半の利ザヤ改善が想定超。電気代高騰や後半の鋼材販価下落こなし、前号より営業黒字幅拡大。持分益好転。中間復配。
10月30日決算発表。7~9月期経常益は5.9億円の黒字に転換。中間期は通期に対し進捗60%。
2012年3月19日の225円を高値とし、2012年10月11日の104円を安値とする大きな三角保ち合い(A)を形成中です。この中で、5月19日の131円を安値に短期の上昇トレンド(B)となっています。10月21日に139円の安値をつけて反発となって、11月27日に171円で買転換出現となり、戻りを試す形です。
(5915)駒井ハルテック
四季報2014年冬号によると、通期受注は380億円(前期391億円)の想定内。橋梁は大型案件寄与しフル施工。第1四半期で不採算案件一巡。鉄骨フル操業、単価も改善続く。人件費高や輸送コスト高吸収し営業益は着実増。
11月12日決算発表。通期予想変わらず。
2012年1月20日の346円を高値とし、11月2日の183円を安値とする三角保ち合い(A)を形成し、この中で2013年6月7日の192円を安値に上放れとなって、11月8日には378円の高値をつけました。ここから12月24日の285円まで大幅下落となって反発し今年の1月6日に375円まで戻るものの、ダブル天井の形となって下降トレンド(B)を形成しました。この中で5月31日の254円の年初来安値をつけて反発し、下降トレンド(B)を上に抜けて9月1日に347円まで上昇した後は日経平均の急落につれ安し、10月20日には250円の年初来安値更新となりました。しかし、終値ではダブル底の形となって反発し、12月1日に294円で買転換出現となりました。
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