(6474)不二越
四季報2014年秋号によると、工具、ベアリング、産業用ロボット大手。北米や中国で自動車生産活発、柱のベアリング絶好調。中小型建機用油圧機器も国内順調増。下期会社計画は慎重、前号比で営業増益幅拡大。増配。15年11月期は軸受けのほか工具やロボットが拡大。
10月2日に決算発表済み。7月3日の予想と変わらず。
2012年9月6日の212円を底値に大底圏でもみあって、11月13日の232円を安値にアベノミクス相場がスタートし、11月19日の266円で買転換が出現、上昇トレンド(A)を形成しています。この中で、今年の1月20日に735円まで上昇したあと2月20日の576円まで押し目を入れ、その後、上値・下値を切り上げる上昇トレンド(B)へ移行しています。9月29日に816円と年初来高値を更新したあと10月17日の611円まで下落し、反発となっています。押し目買い有利の形です。
(6590)芝浦メカトロニクス
四季報2014年秋号によると、半導体洗浄装置が台湾ファウンドリーへ拡大し収益の伸び牽引。中国向け4K大型液晶の前工程用装置も好調、スマホなど中小型液晶向け装置も中国で案件増。出荷も第2四半期から膨らむ。戦略的に強化の研究開発費こなし、営業増益。
10月20日決算発表済み。15年3月期通期業績予想は据え置いたものの上方修正期待は高まる内容。
2012年10月15日の112円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて11月26日に148円で買転換となり、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2013年5月13日の333円まで上昇後、下値を切り下げる直角三角形の保ち合い(B)へ移行しました。この直角三角形の中での煮詰まりの過程で、今年の3月24日に205円の安値から再上昇となって上昇トレンド(C)を形成し、7月8日の348円、9月5日の372円と年初来高値更新を続けています。9月5日の372円をつけたあと日経平均の急落につれ安し10月17日の272円まで下げたものの、日経平均の急騰につれて10月29日に344円で買転換となって年初来高値更新に再度挑戦する形となっています。
(6480)日本トムソン
四季報2014年秋号によると、国内やアジアでスマホ関連投資活発、柱の直動案内機器はチップマウンターや工作機械向けに伸長。欧米で医療・精密機器用途も順調増。前期あった在庫評価損なく、営業益急回復。為替差益は剥落。
11月10日決算発表済み。8月8日の決算予想をやや上回る。
2012年10月10日の230円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて11月22日に307円で買転換出現となったあと、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、2013年5月21日の604円の高値をつけて調整入りとなり、上昇トレンド(A)を切って6月13日の420円まで下落。ここから9月24日の587円まで上昇後は、450~600円のボックス相場となっています。このボックス相場の中で、先月の10月30日に458円とボックスの下限に近づいて反発となり、11月10日の決算発表後の11月11日に518円で買転換となっています。ボックスの上限に向けて上昇する可能性が高いといえます。
(6504)富士電機
四季報2014年秋号によると、電子デバイスは産業機械向けなどパワー半導体が絶好調。発電・社会インフラは太陽光発電システム本格拡大、スマートメーターも寄与開始。中国向け自販機やコンビニ向けコーヒーマシンも想定ほど悪化せず。前号よりも営業増益の幅拡大。
10月30日決算発表済み。中間決算は増収・大幅増益。通期見通しも増収増益。
安値圏での下降トレンド(A)の中で2012年11月13日に151円で底打ちとなり、ここからのアベノミクス相場にサポートされて11月25日に175円で買転換が出現、急角度の上昇トレンド(B)となりました。この中で、今年の1月23日の519円の高値をつけていったん下落となり、上昇トレンド(B)を切って2月4日の406円まで押し目を入れました。その後は、下値、上値を切り上げる末広がりの上昇となっています。
(6502)東芝
四季報2014年秋号によると、柱の電力・社会インフラは海外の発電所設備関連が堅調、前期あった米国原発事業の評価損もない。NANDもデータセンター向け伸長。テレビやPCなどライフスタイルも収益性改善。営業益続伸。
10月30日決算発表。通期は好調予想継続。
2012年9月6日の234円で底打ちとなり、10月16日の272円で買転換が出現しました。この後11月中旬のアベノミクス相場のスタートを受けて急騰となり、2013年4月17日には565円と当面のピークをつけました。ここから調整入りとなり、8月22日の375円まで下げて今年の1月21日の505円まで反発、その後再下落となって5月22日の376円と2番底をつけました。この後の反発で、4月17日の565円からの下降トレンド(A)を上に抜けて1月21日の505円を上回り、9月29日に520円の年初来高値更新となりました。ここを目先のピークにして日経平均の急落につれ安し、10月17日に425円まで下げたあと大きく戻してきています。足元の好業績に加えて円安進行で通期の上方修正期待ができ、鹿児島の川内原発再開稼動にメドがついたことは原発関連事業をもつ同社にとっては大きなプラス。但し、そのまま上昇すれば見送り。
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