(6997)日本ケミコン
四季報2014年夏号によると、アルミ電解コンデンサーはPC用停滞を産機用大型品が補い伸長。車載用キャパシタも搭載車種拡大などで伸びる。償却費、研究開発費減る。ただ、電気代値上げによる製造コスト増に加え、給与カット終え人件費増える。営業益横ばい圏。
2014年3月期は黒字転換。2015年3月期はわずかだが引き続き増収・増益。
2012年10月11日の100円を安値に安値圏でもみあったあと、アベノミクス相場のスタートで11月15日の120円で買転換となり、2013年5月21日の442円まで半年で3.6倍化となりました。ここから6月7日の309円まで押し目を入れて上昇トレンド(B)へ移行し、10月2日の510円で当面のピークとなりました。11月6日の352円まで下げて、今年の1月20日の439円まで反発後は下向きの先細三角形(C)の下落となっていましたが、この中で3月20日の286円、5月21日の292円と2点底となって6月9日に318円で買転換となりました。25日移動平均線(13日307円)と75日移動平均線(13日311円)を上回っており、まもなくゴールデンクロスする状況となっており、押し目買い有利といえます。
(6506)安川電機
四季報2014年夏号によると、スマホ関連の設備投資需要で主力のサーボモーター伸びる。インバーター堅調。中国や東南アで自動車関連の省人化需要取り込み、ロボットも順調増。会社計画は最低線、表記程度の増益射程。連続増配。
4月21日の決算発表で、2015年3月期の連結営業利益は7%の275億に伸びる見通しを示したが、市場予想は330億だったため、嫌気されて下落となる。
2012年9月6日の480円を安値に11月2日に609円で買転換となり、中旬からスタートしたアベノミクス相場にサポートされて2013年5月21日の1505円まで急伸しました。ここから6月27日の1112円まで下げて三角保ち合い(A)となったあと、上放れて9月19日の1447円まで戻し、11月5日の1215円まで押し目を入れた後は再騰となって今年の1月6日の1696円まで上昇しました。ここをピークに調整入りとなり、2月28日の1580円が戻り天井となって下降トレンド(C)となりました。この中で4月21日の決算を嫌気して5月7日の1079円まで下落し、ここから反発となって5月22日に1187円で買転換となっています。ロボット関連銘柄が動意づいていますが、今のところ当銘柄は動いていません。信用買い残が多いからかもしれませんが、業績には問題ありませんので見直される可能性があります。そのまま上昇すれば、目先は1400円水準でいったん止まるところですので、見送りとなります。第3の矢である新たな成長戦略の中で、日本産業再興の1つとしてベンチャー支援ロボット革命がテーマとなっていますので、息の長い相場が期待できます。
(8306)三菱UFJフィナンシャル・グループ
四季報2014年夏号によると、資金利益は海外続伸のうえ、国内も利回り低下を残高増で補い拡大。投信販売、M&A仲介手数料も伸びる。だが与信費用が1200億円増。株売却益も大幅に減り経常減益。減損などの特損縮小。
5月14日の決算発表では、14年3月期は従来予想を上回る。15年3月期は未定。
2012年11月14日の345円を安値にアベノミクス相場がスタートし、12月7日に383円で買転換となって急騰、2013年5月15日には750円と半年で倍化しました。ここをピークに下落となり、上昇トレンド(A)を下に切って6月7日の552円まで下げ、ここから緩やかな上昇トレンド(B)へ移行しましたが、今年の1月6日の697円を戻りのピークにして下落となり、上昇トレンド(B)を切って3月25日には519円の安値をつけました。ここを安値に4月28日の538円、5月21日の542円と下値を切り上げる形となって6月3日に595円で買転換となりました。すでに25日移動平均線(6月17日585円)、75日移動平均線(6月17日571円)を上回っており、押し目買い有利の形といえます。
(6361)荏原製作所
四季報2014年夏号によると、主力の風水力が米国、中国はじめ海外の石油精製、化学プラント向け需要旺盛で続伸。ゴミ焼却炉、半導体製造関連も堅調。新規設備案件の増加で利益率低下、海外人員など固定費増えるが営業増益。
2015年3月期も増収・増益予想。
2012年6月1日の251円を安値に緩やかな上昇トレンド(A)の中で、11月14日の295円を安値にアベノミクス相場がスタートし、11月19日の322円で買転換となって急伸、2013年5月21日の613円まで上昇しました。ここから6月14日の477円まで下落したあと三角保ち合い(B)となり、この煮詰まったところで11月1日の505円を安値に上放れとなりました。今年の1月20日の719円、2月19日の730円と2山形成したあと4月14日の573円まで下落し、ここでも三角保ち合い(C)となっていましたが、5月30日の613円を安値に反発し、6月2日に636円で買転換となって上放れの形となっています。6月16日(月)の時点で、25日移動平均線(631円)が75日移動平均線(634円)を上に突き抜けるゴールデンクロス間近となっていますので、押し目買い有利といえます。
(7243)シロキ工業
四季報2014年夏号によると、国内は消費増税反動減もあり低調だが、北米はドア部品採用増に加え立ち上げ負担軽減。中国も続伸。タイに不透明感あるが、会社計画は保守的。減価償却費増などこなし営業増益。為替差益見込まず。
2011年2月21日の365円を高値に下降トレンド(A)を形成し、この中で2012年10月11日の159円で底打ちとなりました。11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて11月22日に195円で買転換となって2013年1月7日の245円まで上昇し、230円を挟んだもみあいが続き、下放れとなって6月7日に187円まで下落しました。ここから戻りを試す動きとなって今年の1月16日に266円と昨年来高値更新となりましたが、再下落となって5月21日に192円まで下げて緩やかな下向きのもみあいとなっていましたが、6月17日に213円で買転換となっています。
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