(6584)三櫻工業
四季報2014年夏号によると、主力の自動車チューブ、集合配管は国内向けが横ばい止まり。だが、北米向けが増勢続く、アジア向け堅調。ロシア新工場の本格稼働も寄与。海外立ち上げ費用消える。人件費増こなし、営業益続伸。営業外の為替差益は見込まず。連続増配。
2014年3月期はほぼ予想通り着地。2015年3月期は増収・増益予想。配当は22円から23円へ。
2011年2月16日の876円を高値に3月11日の東日本大震災を受けて急落し、その後も戻り弱く下降トレンド(A)を形成していました。この中で2012年10月10日に430円で底打ちとなって小さな三角保ち合い(B)を形成し、アベノミクス相場のスタートで11月19日に491円で買転換となって急伸、2013年5月21日の845円の高値をつけました。ここをピークに6月7日の651円まで下落して緩やかに戻りを試すものの、今年の1月16日の763円が戻り高値となって再下落し(下向き先細三角形C)、5月12日の614円をつけて反発、5月23日に670円で買転換となって戻りを試しています。
(8940)インテリックス 東2
四季報2014年夏号によると、首都圏重点に中古マンションを再生販売。15年5月期は新築分譲の引き渡しない。が、柱の中古マンション再生は前期後半に苦しんだ設備機器納入遅延が徐々に解消し、首都圏案件が順調増。地方案件も新拠点をテコに需要喚起。連続増益。
2013年6月7日の384円を安値に短期の上昇トレンド(A)を形成し、この中で今年の1月20日に1408円まで7ヶ月強で3.6倍化と急騰しました。ここをピークに買われ過ぎからの大幅下落となって下降トレンド(B)へ移行し、4月28日の780円、5月20日の781円とダブル底をつけて反発、6月23日に946円で買転換となって下降トレンド(B)を上に抜けてきています。但し、25日移動平均線(6月23日851円)は上向きとなっていますが、75日移動平均線(6月23日927円)は下向きのままですので、現水準からは上値が重くなります。そのため押し目待ちとなり、そのまま上昇すれば見送りとなります。
(8934)サンフロンティア不動産
四季報2014年夏号によると、主力のビル再生事業は物件単価は横ばい程度でも売却40棟(前期は19棟)と数をこなす。管理物件数が増加し賃貸収入も伸長。要員増に伴う人件費増大や物件売却手数料5億円をこなし、営業益続伸。
2013年8月30日の788円の安値からの上昇トレンド(A)の中で、12月30日の1764円と4ヶ月で2.2倍化となりました。その後、買われ過ぎからここを当面のピークに今年の2月4日の1098円まで下落し、ここからの戻りで4月3日の1515円をつけたところで、4月9日に公募増資を発表したことが嫌気されて急落となりました。これを受けて公募増資を中止したことで、4月15日の960円、5月21日の909円と2点底をつけて反発に転じ、5月28日に1111円で買転換となって戻りを試しています。但し、チャートの形をみると、下降トレンド(B)の中で2点底となっての反発となっており、1400円水準が目先の上限となります。
(4651)サニックス
四季報2014年夏号によると、再生エネ高額買い取り政策により、企業向けPV設備の販売・施工が超繁忙。工場敷地内や遊休地、倉庫屋根への設置など案件膨大。パワコン内製化で原価低減。業績一段拡大。未処理損失消え復配の公算。
2012年10月11日の227円を安値に太陽光発電を材料に急騰し、2013年7月3日には1727円と9ヶ月強で7.6倍の暴騰となりました。ここをピークに暴騰後の調整となって短期の下降トレンド(A)を形成し、この中で今年の2月5日の741円まで下落、ここを安値に下降トレンド(A)を抜けて上昇トレンド(B)へ移行しています。この上昇トレンド(B)の中で、6月4日に1579円の高値をつけて押し目を形成しているところです。2月5日の741円から6月4日の1579円まで上昇幅の1/3押し(1300円)から1/2押し(1160円)の間が押し目買いゾーンとなりますが、上向きの75日移動平均線(25日1418円)を下回ってきています。
(8251)パルコ
四季報2014年夏号によると、福岡パルコ新館や小型商業施設出店が上乗せ。渋谷や池袋、名古屋パルコなど主力都心型店舗の改装効果で、既存店も堅調持続。ただ、新規商業施設や大規模改装の先行費用が足かせ。営業益足踏み。
2011年11月17日の554円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2012年8月15日の1035円まで上昇後、10月4日の744円まで下落しましたが、11月中旬からのアベノミクス相場のスタートにサポートされて2013年4月23日には1298円まで上昇しました。ここをピークに調整入りとなり、6月13日の912円まで下げて7月10日の1130円まで反発するものの2番天井となって下落し、上昇トレンド(A)を切ってしまいました。その後、900円水準を安値にもみあって11月6日の1035円の高値をつけた後は、短期の下降トレンド(B)へ移行してしまいました。この下降トレンド(B)の中で、今年の4月14日の794円、5月21日の788円と2点底をつけて反発し、6月24日に850円で買転換となっています。上向きの25日移動平均線(26日820円)と横向きの75日移動平均線(26日824円)を上回っており、ゴールデンクロスも近づいているため、900円台への水準訂正が期待できます。
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