(6622)ダイヘン
四季報2014年春号によると、自動車向け溶接メカトロが牽引。半導体機器も収益改善。15年3月期は太陽光発電用パワコン、昇圧用変圧器が繁忙続く。溶接メカトロ堅調持続。半導体関連も高周波電源など回復順調で営業益続伸。
2011年1月6日の413円の高値からの下降トレンド(A)の中で2012年10月3日の189円、11月14日の200円の2点底となったあとアベノミクス相場にサポートされて下降トレンド(A)を上放れし、上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2014年1月17日の549円まで上昇後、日経平均の急落につれ安し、3月3日に387円まで下げたあと業績の上方修正を織り込む動きとなるものの、全体の地合いから4月2日の426円までしか上昇できませんでした。ここから再度押し目を作る形となって4月11日に373円まで下げて反発に転じているところです。3月28日に本社社屋、工場の耐震対策工事の実施を決め特別損失計上による当期利益の下方修正を発表しましたが、同時に売上と経常利益は上方修正しており、受注も好調となっています。その後は、再下落となって4月11日に373円まで押し目を入れて戻りを試しているところです。
(6924)岩崎電気
四季報2014年春号によると、LEDは道路・トンネル向け受注増。米国子会社も採算向上。前号から利益上振れ。減損。15年3月期はLED自動化生産ライン増強し交換需要獲得。赤字事業撤退で光応用品も改善。営業益復調続く。
2011年5月12日の294円、6月13日の281円を2番天井とする下降トレンド(A)を形成し、この中で2012年10月11日の102円の安値をつけ、11月中旬のアベノミクス相場をスタートに11月16日の123円で買転換となって急騰し、2013年1月16日の243円まで上昇しました。ここから6月26日の167円まで下げたあと三角保ち合い(C)となりました。これが煮詰まったところで今年1月31日に202円の安値から上放れとなって3月7日の273円まで上昇後、240~260円のボックス相場となっています。4月22日引け後に14年3月期の上方修正を発表し、一時265円まで上昇しましたが、地合い悪く反落となっています。
3月7日に273円まで上昇し、その後は240~260円のボックス相場となっています。
(9793)ダイセキ
四季報2014年春号によると、産廃処理大手。廃液・廃油の中間処理・リサイクルが柱。子会社で土壌汚染調査・浄化処理なども。15年2月期は顧客工場の操業回復続き、廃液・廃油の引取量一段増。新規先開拓も進む。原油高も追い風となり、リサイクル燃料の販売価格が高値推移。子会社のダイセキ環境も土壌汚染調査・処理が繁忙。積極設備投資に伴う償却増こなす。
4月9日の決算発表では、やや予想上回る。
2012年11月13日の1014円を安値にアベノミクス相場がスタートし、11月20日に1107円で買転換となって急騰して上昇トレンド(A)を形成、この中で2013年5月8日の1940円でいったんピークとなりました。ここから6月7日の1491円まで押し目を入れて緩やかな上昇トレンド(B)へ移行し、この中で今年の1月10日の2230円で昨年来の高値を更新しました。この2230円で当面のピークとなり、上昇トレンド(B)を下に切って2月4日に1685円まで下落しました。ここから3月11日の1899円まで反発後は下向きの先細三角形(C)の下げとなっています。この中で4月11日の1570円を安値に戻りの動きとなり、5月1日に1672円で買転換となっています。まだ25日移動平均線(5月2日1669円)を抜けておらず、もうしばらくもみあった後に25日移動平均線を上回ってくると上放れが明確になってきます。
(8050)セイコーホールディングス
四季報2014年春号によると、国内で高級腕時計が大幅増、北米も好調。車載用半導体伸長。円安換算増もあり営業益回復。保険金特益。15年3月期は眼鏡レンズ販社譲渡で200億円強剥落。腕時計は国内で増税前特需の反動でも北米軸に増勢持続。デジカメ部品停滞吸収。
2012年11月14日の164円を安値にアベノミクス相場がスタートし、12月14日の200円で買転換が出現すると急騰となって2013年4月22日の625円まで上昇、4ヶ月で約3倍化を達成しました。しかしここから大幅下落となり、6月27日の352円まで下げて三角保ち合い(A)入りとなりました。この三角保ち合いが煮詰まったところで10月8日の389円を安値に再上昇し上昇トレンド(B)を形成するものの、今年の1月21日の589円が戻り高値となって下降トレンド(C)へ移行しました。この中で4月15日に328円まで下落し、反発した後もみあって5月1日に384円で買転換出現となっています。25日移動平均線が379円(5月7日時点)にありますので、ここを抜けると一段高が期待できます。
(1514)住石ホールディングス
四季報2014年春号によると、石炭事業は数量想定以下の一方で好採算取引の比重が増える。係争中の豪炭鉱会社の配当支払いあれば復配も。15年3月期は国内での需要が堅調で、石炭事業は取扱数量が増加。営業利益は小幅増に。
4月15日の決算発表では、2014年3月期の経常利益と営業利益を上方修正。
2011年3月15日の41円で底打ちとなり、下値を切り上げる上昇トレンド(A)を形成しています。この中で9月11日の66円を安値にもみあっているところで11月中旬のアベノミクス相場がスタートし、12月10日に79円で買転換出現となり、急騰して2013年4月25日の178円まで上昇しました。ここから6月7日の109円まで押し目を入れたあと三角保ち合い(B)となって8月20日に125円で再び買転換が出現し、急騰となって9月25日には208円まで上昇しました。しかしここをピークに業績が下方修正されたことで下降トレンド(C)へ移行し、この中で今年の2月4日の110円、3月24日の107円、4月11日の109円と3点底となり、4月15日に決算発表で上方修正されたことで4月28日には128円で買転換となりました。
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