日経平均は大幅続伸、円下落で後場再び強含み

配信元:フィスコ
投稿:2018/02/08 16:18
日経平均は大幅続伸。7日の米NYダウは長期金利の上昇を受けて19ドル安となったが、本日の東京市場では目先の下げ止まり感から好決算銘柄を中心に買いが入り、日経平均は76円高からスタートした。前場には上げ幅を260円近くに広げる場面があったものの、戻り待ちの売り圧力も強く、買いが一巡すると前引けにかけて伸び悩んだ。しかし、後場に入ると円相場が1ドル=109.60円台まで下落したことにつれて日経平均は再び強含み、一時21977.03円(前日比331.66円高)まで上昇した。

大引けの日経平均は前日比245.49円高の21890.86円となった。東証1部の売買高は18億2042万株、売買代金は3兆5495億円だった。業種別では、ゴム製品、ガラス・土石製品、輸送用機器が上昇率上位だった。一方、その他製品、海運業、食料品など5業種が下落した。

個別では、決算や子会社の上場準備を発表したソフトバンクG<9984>のほか、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株がしっかり。トヨタ自<7203>
キーエンス<6861>は2%超、ファナック<6954>は3%超の上昇。前日に通期決算を発表した旭硝子<5201>や、前引け後に第3四半期決算を発表した日揮<1963>なども上げが目立った。また、業績上方修正の電子材料<6855>イノテック<9880>、大幅増益決算のシンクロフード<3963>ASB機械<6284>がストップ高水準で本日の取引を終えた。一方、任天堂<7974>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>JT<2914>SUMCO<3436>などが軟調。SMC<6273>は順調決算にもかかわらず4%超下げた。また、第3四半期決算が嫌気されたタカラトミー<7867>や業績下方修正の洋エンジ<6330>は急落し、東証1部下落率上位に顔を出した。
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配信元: フィスコ

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