小松ウオール、前期経常を21％下方修正

　小松ウオール工業 <7949> が4月16日大引け後(15:00)に業績修正を発表。18年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の30億円→23.6億円(前の期は21.5億円)に21.2％下方修正し、増益率が39.2％増→9.7％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の23.6億円→17.2億円(前年同期は17億円)に26.9％減額し、増益率が38.7％増→1.3％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成30年３月期通期の業績予想につきまして、前期までに需要拡大に備えた設備投資を実施し、今期は営業力の強化を目的とした教育活動に注力するなど、業容拡大に努めてまいりましたが、販売競争が厳しさを増しており、その結果、売上高が予想を下回る見込みとなりました。利益面におきましても、売上総利益率が低下したことから、営業利益、経常利益及び当期純利益につきましても修正いたします。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。