【買い】任天堂(7974)中国進出で期待高まる◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2018/03/26 16:49

中国進出で期待高まる

業種:その他製品
時価総額:67100億円
PER:55.95倍
PBR:4.47倍

【Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)期待】
1/18に同社は段ボールの工作キットを組み立て「ニンテンドースイッチ」と連動させて遊ぶ新商品「Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)」を4月20日に発売すると発表した。ニンテンドーラボは段ボール製の工作キットを組み立て「ピアノ」「つりざお」「バイク」「ロボット」など「Toy-Con(トイコン)」と呼ばれるコントローラーを自分の手で製作。これに「ニンテンドースイッチ」を組み合わせることで、新しい遊びを提供するという。米国と欧州でも同時期に売り出す予定で、業績への寄与が期待される。

【今後も大きなアップサイド見込める】
市場の一部ではコンセンサス最高値である業績予想を上方修正している模様。
アクティビジョン、EA、UBIソフト、テイクツーなどのゲーム銘柄は、直近5年で420%から700%上昇しており、スイッチは依然としてサイクルの1年目に過ぎないことから、大きなアップサイドが見込めるとの事。

【テクニカル面も崩れず、上昇トレンドを継続】
日足の一目均衡表は三役好転し短期上昇波動を維持。同社は時価が大きく外人持ち株比率は約50%に迫る銘柄だが、日経平均が今年に入り約3500円を調整しているのも拘わらず、しっかりとした値動きが続いている。


ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強みがある。海外でも売上高比率が73%と高シェア。

(3/26現在)
4/2追記 足元の日足チャートは5日線にサポートされ本日も約2%高でしっかり。
東証1部で断トツの売買代金をこなしながら株価も強いところをみせている。市場では「ゲーム情報誌『ファミ通』の発行元であるGzブレインがきょう発表した昨年度の国内家庭用ゲーム販売額が4年ぶりの高水準となったが、この原動力が累計400万台以上を販売した『ニンテンドースイッチ』だ。本日は外人投資家が少ない中、短期指向の個人投資家資金が流動性の高い同社株に集結している形だ。
配信元: 達人の予想

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