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◎〔NY金〕反落(20日)

 【ニューヨーク時事】20日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米利上げペースの加速観測を背景としたドル高基調などに圧迫され、反落した。中心限月4月物の清算値は前日比5.90ドル(0.45%)安の1オンス=1311.90ドル。
 米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日、金融政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)の協議を開始。今会合では0.25%の追加利上げがほぼ確実視されているが、現行3回としている年内の想定利上げ回数を上方修正するかどうかに市場の注目が集まっている。また、声明文やパウエル議長の記者会見での発言がタカ派寄りの内容になるのではないかとの臆測も広がっており、この日は金利を生まない資産である金塊に下押し圧力がかかった。
 米金利の先高感を受け、外国為替市場では未明ごろからドル買い・ユーロ売りがじりじりと進行。ドル建てで取引される金塊は割高感も加わって値を下げ、午前には一時1306.60ドルの安値を付けた。ただ、その後は投資家の様子見姿勢が強まり、若干の買い戻しも入って下げ幅の一部を縮めた。
 金塊現物相場は午後1時31分現在、5.315ドル安の1312.410ドル。(了)
[時事通信社]
配信元:時事通信