【買い】島津製作所(7701)産業機器事業が好調◆あすなろ投資顧問CEO 大石やすし◆

投稿:2018/01/30 16:55

産業機器事業が好調

【WEBサイトチェック】
社長画像___★★☆☆☆
役員画像___★☆☆☆☆
デザイン性__★★☆☆☆ 
使いやすさ__★★★☆☆ 
採用ページ__★★★★☆ 
一言メモ___採用ページは女性を意識した内容となっており、ダイバーシティーとワークライフバランス等充実していますね。

【業務内容】
計測・分析器大手。医用・航空機器に強みがあり半導体・液晶・バイオ関連を育成中。

【業績面】
一部市場ではFPD(フラットパネルディスプレー)製造装置向けターボ分子ポンプを中心とする産業機器事業が好調なうえ、主力のクロマトグラフ・質量分析装置など計測機器事業が堅調なことから、18年3月期営業利益が前年比13%増の420億円(3期連続過去最高)と会社計画の400億円を上回ると見ているほか、19年3月期も2ケタ営業増益が続くと予想している。

【トピックスオピニオン】
1/29にはミクロ流量対応の液体クロマトグラフ質量分析計システム「Nexera Mikros」を発売した。同製品は従来の液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS)システムの堅牢性や操作性を保ちつつ、10倍以上の高感度を実現した。近年、医薬品開発において、投与した新薬の薬物動態や生体内のホルモンなど血中のごく微量成分を分析する場合には対象成分の質量分析計への取り込み効率が向上するナノ流量対応のLC-MSシステムを用いてきた。
しかしナノ流量対応のLC-MSシステムは、配管が詰まりやすい、液漏れの発見が困難、1試料当たりの分析に数時間必要など、操作性や処理スピードに課題があった。
今回発売の「Nexera Mikros」は、従来システムで主に用いられてきたセミミクロ流量(100μL/min~500μL/min)からミクロ流量(1μL/min~10μL/min.)までの幅広い流量範囲に対応することで、堅牢性と操作性を両立しながら、10倍以上の高感度での分析を可能にした。同社は国内外の製薬企業や臨床受託分析機関における業務生産性の向上に本製品を通じて貢献している。

(1/30現在)
2/13 11:25追記 2/7に決算を出した。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比13.7%増の256億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の395億円→405億円(前期は370億円)に2.5%上方修正し、増益率が6.6%増→9.3%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。今後か決算の見直し買いが期待できるだろう。
大石やすし
人とAIの二刀流ーあすなろ投資顧問 CEO
配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
4,223.0
(12:49)
+73.0
(+1.75%)