コムチュアが１８年３月期配当予想を上方修正、第３四半期は営業利益５１％増

　コムチュア<3844.T>がこの日の取引終了後、従来７円４０銭を予定していた１８年３月期の期末配当を３円増額して１０円４０銭にすると発表した。業績が順調に推移しているほか、今後の業績動向や財務状況などを総合的に勘案したという。

　また同時に発表した第３四半期累計（１７年４～１２月）連結決算は、売上高１２１億１６００万円（前年同期比２２．４％増）、営業利益１３億８３００万円（同５１．３％増）、純利益１０億３９００万円（同６４．２％増）だった。

　クラウド、ビッグデータビジネスの拡大に加えて、人工知能（ＡＩ）やＲＰＡ（ロボティック・プロセス・オートメーション）事業など新技術に積極的に取り組んだことが奏功した。また、継続的に高付加活化戦略に取り組んだことによる一人当たりの売上高の増加や、見積もりやプロジェクト管理プロセスの徹底による不採算案件の撲滅なども貢献した。

　なお、１８年３月期通期業績予想は、売上高１５３億円（前期比１０．１％増）、営業利益１７億円（同１１．６％増）、純利益１１億８０００万円（同１１．１％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）