明日の為替相場見通し＝１１１円台の堅持が焦点に

　今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、依然、ＮＹダウなど米株式や債券市場の動向に左右されそうだ。予想レンジは１ドル＝１１０円８０～１１１円８０銭。

　１７日にＮＹダウが急伸し２万６０００ドルに乗せたことが好感され、ドルは１１１円台へとレンジを切り上げた。この１１１円台を堅持できるかが、当面の焦点となりそうだ。今晩は米１２月住宅着工件数や米１月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表となる。また、米国の石油在庫統計や新規失業保険申請件数などの内容も注目される。さらに、米株式市場動向が関心を集めるなか、モルガン・スタンレーやＩＢＭなどの決算発表も相場に影響しそうだ。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）